昨日見た「間違いの喜劇」がとっても楽しかったので
公式ブログを昼休みに見ていた。そしたら千秋楽(私が見に行った回)
で小栗旬が舞台で怪我をした・・ってなってる。

今回の舞台、とにかく「よく走る」「よく頭をはたく・どつく」
「よく舞台からずっこける」。
で、途中で小栗旬クンが舞台からハデにずっこけるシーンが
あったのだが・・・。舞台に上がってきたときには目の辺り
から血らしきものがついていて、首の辺りまで垂れている


ただ、先日の「桜飛沫」では口から血を吐く演出があったし、
タイタス・アンドロニカスでも似たようなシーンの写真があったから
「ああ、血のりか?」、「赤いシールか何かを貼ってるのか?」
って思っていた。でも・・・・

本当の血だったらしい・・

どうやら舞台から落ちたときに左まぶたのあたりを切ったよう。
でも、芝居はとまらなかった。だから気づかなかった。

確かにその後キャストの人が青いハンドタオルを持ってきて
小栗君に渡していた。「大丈夫か?」みたいなセリフを言って。
あと、ルシアーナに「まあ、かわいそうに」って言われて
ティッシュか何かでぬぐって貰ってた。

確かに、あまりにも小道具らしくないハンドタオルだった。
本人も目に入らないように気にしていたけど、そもそも、
目に入りそうなところに血のりをつけたりしないよね。
後ろを向いた折に何度か自分でもそっと拭ったりしていたけど、
血のりなら、一度拭うだけのはず。(まだ出血してたんだね)
血を拭う姿も、衣装につけたりしてて違和感があったのよ。
演出の割には慣れていない感じで。

でも、タオルを渡した人も、ティッシュで拭った人も、芝居の流れを
止めることなく、アドリブで進めていくし、小栗クンもそれを受けて、
こなしていく。小栗クンはほとんど出ずっぱりだから、ああでもしないと、
血が拭えなかったんだけど、キャストの機転、チームワーク
がすばらしい!と思った。

まあ、今日まで私も演出の一部だと思っているくらいだから・・・(^^ゞ
怪我はよくないけど、やっぱり生の舞台って、何が起こるか
分からない、だから自分の目で見ないと!なんて改めて
思ってしまったとさ。

でも、首元まで流れるほどの血だから、結構切ったんじゃないかな。
出血は止まってたみたいだったけど。
意外と根性あるじゃん。たいした怪我じゃないといいね。