暫くバタバタしていて映画を観にいけない日が続いたら
「観たい映画」が溜まってしまった。

観たい映画の数>日曜日の数

と言う事に気づき、1200円といつもより200円高かったけど
土曜日の今日、レイトショーで観てきました。

出口のない海「出口のない海」
監督:佐々部清
原作:横山秀夫「出口のない海」
脚本:山田洋次、冨川元文
キャスト:市川海老蔵、伊勢谷友介、上野樹里、塩谷瞬、柏原収史、香川照之、古手川祐子、三浦友和 他

【あらすじ】
1945年、敵艦の攻撃を避けながら海中を進む1隻の潜水艦内に待機する4人の若者たち。彼らは人間魚雷“回天”に乗って敵艦に激突するという極秘任務を帯びており、艦長の出撃命令を待っていた。そんな中、甲子園の優勝投手だった並木浩二(市川海老蔵)は野球に熱中していたころや、戦争に行くと決めた日々を思い出す。


最近は「泣ける映画」嗜好が高めだったため、他にも観たい
映画があったものの、まずはここから。
感想はこちらです↓

さ、明日は・・「フラガール」かな?



戦争モノは・・・難しいね。
どう頭をひねっても、考えても、あの当時の、自分から戦争に
出征を志願する人の気持ちが分からないもん。

全体にまとまった映画だったと思う。
けどねえ、何だか、全体に「小奇麗」な感じがするんだな。何でだろ。
実際の戦争は、もっとドロドロと汚いものじゃなかったの?とか
終戦間際の状況で、基地でキャッチボールをしたりする余裕が
あったの?とか。
そして海老蔵は、何で回天乗務を志願したの?
そこがどうしても、弱い感じがする。
悩んでいるのは分かったんだけど・・・。

でも、回天で出撃する直前の緊張感っていうのは、本当に
よく伝わってきた。あんな感じだったんだろうなあ、実際も。
出撃する本人は当然だけど、出撃命令を出す人も辛いんだなあ、
と言う事に今日はやっと気づいた

それにしても、海老蔵の最後の死に方は意外だった。
確かに、こちらの思い込みの裏をかいた展開だったね。
で、泣けたかって?最後の遺書(?)を読むシーンでは
さすがに鼻の奥がツーンときましたよん

それにしても、海老蔵って28歳?29歳?
“大学生”にしてはちょっと老けて(落ち着いて)ないかい?