今日は午前、カリグラフィー教室に行ってそのまま劇場へ。
勤労会館はシートピッチが広いので、足もと広々。
無くなっちゃうのが惜しい劇場だなあ・・・

奇跡の人
「奇跡の人」名古屋千秋楽
愛知県勤労会館 4列目
12:30分開演、3幕。15時50分終演
キャスト:石原さとみ、田畑智子、小島聖、山崎裕太、歌川椎子、大鷹明良、鷲尾真知子、梨本謙次郎 ほか

【あらすじ】
アーサー・ケラー(梨本謙次郎)と妻ケイト(小島聖)の1歳半の娘ヘレン・ケラー(石原さとみ)は高熱を出した事が原因で視力も聴覚も失った。それから5年。ヘレンは障害を持つが故に甘やかされて育てられ、わがまま放題。まるで暴君・動物のように振る舞うヘレンを、家族はどうすることもできない。そんな折、ボストンの盲学校の生徒アニー・サリヴァン(田畑智子)の元に、ヘレンの家庭教師の話が舞い込んでくる。誰もがお手上げの仕事ではあったが、孤独で貧しい環境を20才まで生きてきたアニーは、自立という人生の目標を達成するため、初めて得た仕事に果敢に挑戦しようとする。


誰でも知っているヘレンケラーの話。大竹しのぶ&鈴木杏の
キャストだったら、チケット購入即決!なのだが、この二人では
イマイチ、決定打に欠ける・・・。と少し悩んだ。
原題は「The Miracle Worker」と言ってサリバン先生の話。
先行チラシのキャッチコピーに「変わり者で人間不信のサリバン」
というような内容の1文を発見。いずれも私の思う「ヘレンケラー」
のイメージと違う事が気になり、結局チケットを購入する事に。
いわゆる“古典”を見るのもいいよね。

「ガラスの仮面」の中の劇中劇でもやってたなぁ、なんて
思い出したりもしながら、会場へ・・・

感想はこちら↓



あまり期待していなかったんだな、正直言って。
それが、思いのほか良くて、ビックリ。まさに嬉しい誤算。
最後のシーンではちょっと泣けてきちゃったし、隣の人なんて
すごくグスグスになって泣いてた。

もう、石原さとみのかわいい事と言ったら!お人形さんみたい(笑)。
ただ、吼えたり唸ったり、ものを投げつけたり・・。
常にきょろきょろし、落ち着きなく動いているだけでも、大変。
思ったより、ずっと演技も上手で驚いた。
セリフが全くない、ってのも難しいよね。
田端智子はちょっと天然が入っているような感じなんだけど、
若いので「ベテランの先生ではない」のも自然だし、いろいろと
苦悩する姿が等身大、っていう感じ。
サリバン先生って、本来は20歳とか25歳とかだって言うしね。
個人的には、サリバン先生が持っている心の闇みたいなものを
もう少し分かりやすく説明して欲しかったなあ、と。

今回のアクションの指導は、新感線なんかで殺陣指導・出演を
している川原さんが担当しているとのこと。
でんぐり返しがあったり、側転があったりとなかなかのもの。

小島聖はすっかりアダルトな雰囲気で、優しい、甘い母親が
とても似合っていた。思ったよりもすごく背が高いのね。
“Night Head”の時のイメージしかなかったので、驚いた。

そしてホンモノの犬(ラブラドールレトリバー)も出演してるのね。
本当におりこうさんのワンちゃん。
テレビのように「撮り直し」が出来ないのに、名演技!
カーテンコールは2回。ワンちゃんも出てきてくれたら良かったのになぁ。

再演を繰り返す舞台っていうのは、その舞台そのものに相当の魅力が
あるんだと、だから再演されるんだなって改めて思ったのでした。
やっぱり、自分で行って見て確認してみなくちゃね、何事も。