先日勢いでポチったDVDはこちら。

抜け穴の会議室1Team申 第2回公演
「抜け穴の会議室」2007年作品
作・演出:前川知大
出演:仲村トオル、佐々木蔵之介








そう、昨年末に公演があった「抜け穴の会議室 Room.No002
の前の作品ですね。舞台を観に行く前にも一度ポチりそうになり
その時は思いとどまっていたのでしたが、ガマンしきれず(笑)。

この舞台が上演されていた頃、まだ私は舞台観劇を始めて間もなく、
「観たい」という気持ちはあったはずなんだけど・・・・。
多分、「わざわざ遠征しないと観れない」スケジュールだったのかな、
結局スルーしちゃった作品でした。

今はTeam申は(というよりも前川さんの作品は)大好きなので
“わざわざ”であっても(笑)、観に行きますけどね。

これ、赤坂RED/TEHATERなんですね。あの劇場大好き。
あんな空間で、このお芝居が観られたなら、やっぱり無理してでも
観に行っておくべきでした~。

いやー。昨年末の「抜け穴の会議室~Room No.002~
を観てからこのDVDを観たのは、ある意味正解だったかも!
ほー。へー。なるほどねー、と思いながら観てました(笑)。

Room No.2に出てくる佐々木蔵之介は、今回と同じ人なのね。
相手だけが違う。だから前半はセリフもシチュエーションも全く同じ。
でも大きなストーリーは同じなんだけど、細部は違ってる。

・前世、街でたまたま会っていたのがきっかけで知り合う
・前々世、蔵ちゃんのせいで仲村トオルは死んじゃう
・前世、蔵ちゃんは医者、仲村トオルの娘は再生不良貧血で
 骨髄バンクのドナーの順番待ちをしているが、ある日ドナーが
 見つかる。ドナーはいずれも同じ人。

セリフも結構同じものもあったし・・・。
コレだけ見ると完全に「再演」みたいなんだけど、昨年末は大杉さんと
蔵ちゃんは親子。これは仲村トオルと蔵ちゃんは兄弟。
諍いの原因も違うし、二人の性格や関係性も違う。
不思議なものでね、扱うテーマが“輪廻転生”だから余計に思う
のかもしれないけど、「ホントは同じ人生だったんだけど、ちょっと
何かが違っただけで、また別の人生になっちゃうんだよ」的な
印象を受けてしまうのです。だから来世での二人の関係性が、
漣さんの時とは全く違ってるのかなー、なんてね。

上手いなあ。(と勝手に納得。)

Team申、次はいつやってくれるんだろうか。楽しみです。
そして今私は、イキウメのDVDをポチりそうな誘惑と戦い中(笑)。