元々、原作の山崎豊子さんは私の好きな作家さんです。
小学校だか中学校の頃に父親に薦められて読んだ「白い巨塔」が
面白かったのがキッカケです。
なので、この作品も興味はあったのですが、やっぱりドラマを観続ける
っていうのが出来ない人なので、録画して放置されておりました。


運命の人ドラマ「運命の人」
出演:本木雅弘、松たか子、真木よう子、大森南朋 ほか






GW中しか観る機会はない!っと思い、観始めてみました。
しかし、豪華キャストですよねえ〜。主要キャストだけでも豪華ですが
舞台で活躍されている俳優の方も、沢山出演。

吉田鋼太郎、北村有起哉、升毅、小松和重、石丸謙二郎、長谷川博己
小市慢太郎、浅野和之、市川亀治郎・・・

山崎さんの本は「巨大権力に立ち向かう」っていう基本構造がある
(ご自身が新聞記者出身と言う事も大きいのでしょうが)ので
無力感だったり、やるせなさが特徴かもしれませんね。
そして、見ごたえがあるだけでなく、知識面でも勉強になります。
沖縄問題についても、ザックリとは知っていたり、「密約」という言葉は
聞いた事があったけど、それがどういうものなのか、は恥ずかしながら
今回初めて知りました。
かなり実話に近いフィクションなのだけど、実際にそのまんまの事実が
あったかのように錯覚しちゃいます。
しかし、松たか子さんはこういう役がお似合いですねえ。
久しぶりに“出来る男”の大森さんも嬉しかったです。
長谷川君もすっかり映像の人になりましたねえ・・・。

こういうガッツリしたドラマ、大好きです。
連続で観ると疲れるけどね(笑)。