大阪で一泊。今回は日本橋の駅近くの宿に泊まっていたのですが
どうやら明け方に比較的近くで火災があった模様。
消防車が40台以上集まったんだとか。私は呑気にも全く気付く
事がなかったのですが、宿を出る頃にもまだ消防車を見かけました。

二月花形歌舞伎「二月花形歌舞伎 新八犬伝」
大阪松竹座 3階1列 11:00開演、14:40終演
出演:愛之助、松也、梅枝、萬太郎、巳之助、壱太郎、種之助、吉太朗、梅丸、薪車、吉弥、秀太郎

 





最近はあちこちで“八犬伝”が上演されているように思いますが
これは馬琴の“南総里見八犬伝”をリメイクしたものだとか。
今回は3階での観劇ですよ〜。
松竹座の3階席は舞台が近いのが良い反面、花道がほぼ
見えないのよね・・・。
御園座は舞台が遠いけど、花道は半分ぐらいは見える。
私はやはりある程度は花道が観たいかなあ。



観劇してから、随分日数が経ってしまった事もありますが、
この公演に関しては、正直感想が書き辛いです(笑)。

芝居そのものは楽しかったです。
以前拝見した「南総里見八犬伝」とはちょっと違うエピソードが
あったりしましたが(最初の部分ですね)、韓ドラっぽいというか、
昼ドラっぽいというか(笑)・・・。
でも、あれはあれでアリかな、と思えるぐらい、私にとっては別に
違和感はありませんでした。
また、元々の南総里見八犬伝は、里見家の復興を目的としている
と言う事ですが、この作品はもっとスケールがデカイんですよね。

主演の愛之助さんは4役でしたっけ?大活躍なさっていました。
あまり多くを拝見した事はありませんが、私自身は「廓文章吉田屋」
のような、ボンボン役のイメージが強かったんです。
けど今回、この方は悪役が似合うわーと思いました。
魔界の王崇徳院が似合うんですよね。宙乗りで宙を歩きながら
上がっていく様子はかなり見応えがございました。

夜の部も評判が宜しかったようですが、翌日は月曜日故、昼の部
のみで大阪からは退散。
終演と同時に劇場を飛び出し、5分後には近鉄なんば駅の改札に
居た私って・・・(爆)。
でもやはり、2月の松竹座の花形歌舞伎は好きですね♪
上演されれば、また来年以降も観に来たいです!