今日は一日お休み!ホットヨガに行って、そのまま映画へ。
最近映画を観る余裕が無くて、観たい作品が溜まってしまっております。

ダイアナダイアナ
監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル
出演:ナオミ・ワッツ、ナヴィーン・アンドリュース

【あらすじ】
1995年、夫と別居して3年、ダイアナは、ふたりの王子とも離れ、寂しい暮らしを送っていた。そんなある日、心臓外科医のハスナット・カーンと出逢い、心から尊敬できる男性にやっと巡り逢えたと確信する。それから1年、離婚したダイアナは、人道支援活動で世界中を飛び回り、人々を癒し、政治をも動かす力を持ち始めていた。一方、永遠の誓いを交わしたハスナットとの愛は、ゴシップ紙に書きたてられ、彼の一族からも反対されてしまう・・・。今もなお人々の心に生き続ける元英国皇太子妃、ダイアナ。世界も知らない真実の姿を描く感動作。
 

何年か前にも「QUEEN」という映画があり、ダイアナが登場しましたが
あれはエリザベス女王からの視点。
これは完全に、ダイアナ妃のお話と言う事で、興味がありました。
あの事故の日は私も覚えています・・・・。




暗殺説とか、ダイアナ元妃の死因は未だに謎だと言われていますので
この映画の内容がどの程度真実なのかは分かりません。
(ノンフィクションを謳った作品でもフィクションとして観るようにしているので。)
でも、何となく納得がいく展開でした。
そして、これが真実ならダイアナと言う女性は本当に切ない人で・・(涙)。
この外科医の方の事は全く知りませんでした。
でもそうなら、当て馬にされたドディ氏は気の毒ですけどねぇ(笑)

きっと、本当に心優しいのでしょうし、保育士をしていたぐらいだから
子どもが好きで、母性に溢れた女性だったんだと思います。
だから、一般家庭に嫁いでいたら、きっと素敵な妻であり母親に
なったんじゃないかな、と思う。
マリー・アントワネットもそうだと思うのだけど、王室に生きなければ
ならなかった事が一番の不幸だったんじゃないかなあ。

アントワネットとは違って、ダイアナは離婚後も自分の知名度や
影響力を慈善活動というものに活かして、自身を確立しようとしていた
ので、人としても成長されたんだとは思いますが。

それにしてもナオミ・ワッツはすごくダイアナを研究したんだろうなあ。
英国生まれだそうなので、発音はいいとしても、首をかしげるしぐさや
上目使いに見る感じ、ああ、ダイアナ元妃もこんな感じだった!
と思い出すぐらいでしたから。

理由は分からないのだけど、ラストシーンでは涙が出ました。
派手さは無いものの、深く沁みる映画でした。良かったです。