4月は本当に忙しくて、1本も映画が観れないまま・・・。
私の映画関連の情報ソースは劇場で観る予告編のみなので
映画を観ないと、ますます足が遠のく・・という流れ(笑)。
何となく、1か月のインターバルで映画に対する興味が薄れて
きてしまったので、ヤバイ!と思い行ってきました!

8月の家族たち 8月の家族たち
監督: ジョン・ウェルズ
出演:メリル・ストリープ、ジュリア・ロバーツ、ユアン・マクレガー、クリス・クーパー、アビゲイル・ブレスリン、ベネディクト・カンバーバッチ
【あらすじ】 
オクラホマの片田舎。父親の突然の失踪をきっかけに、実家へ久しぶりに集まった三姉妹とその家族。毒舌家の母親ヴァイオレットは、病を患い薬に頼る毎日。長女バーバラは、浮気した夫と別居中で反抗期の娘に手を焼いている。次女カレンはこんな時に新しい婚約者を連れてきて、三女アイヴィーは誰にも打ち明けられない恋に胸をときめかせている。自分勝手な母親と、既に自らの人生を歩んでいる娘たち。そして、彼女たちを取り巻く四人の男・・・それぞれの本音は隠し切れず、ありえない“秘密”の数々が明かされる。なぜ父は消えたのか? どこにでもいるはずだった家族の、普通じゃないひと夏が幕を開けた―。

これは以前から興味のあった1本。
大好きなメリル・ストリープが出ていますからね。
しかも、すごく“嫌な奴”っぽい。興味ある〜♪





舞台作品の映画化なんですね。演劇的な雰囲気がある作品です。
万人受けするタイプの作品じゃないかも・・とは思いますが。

でも、何が凄いってメリル・ストリープがすごい。
今まででも素晴らしい女優さんだと思っていましたが、今回の役は
ビビらされましたよ。
抗がん剤で髪が薄くなってしまって、独善的で、ヤク中で、
他人に対して攻撃的で・・・。 
「何なのこの人!」って思うんだけど、この人の話を聞いていると
「ああ。。そうなんだ」と一瞬納得させられそうになってしまう(笑)。

でもそれを受けるジュリア・ロバーツもすごいと思いますけどね。
役者さんたちがみなさん良くて、息をのむようなやり取りが
素晴らしかったです。

決してハッピーエンドではないのだけど、少しだけ希望が感じられる
ようなエンディング。
でもやっぱり家族ってメンドクサイ、血縁って逃げられないから・・
なんて思ったりもする作品でした〜。