繁忙期にある祝日は有難迷惑でしかない・・とグチりつつ
朝から仕事に行ったのですが、これが思いのほか捗ってしまい
17時頃に職場離脱が可能に。だったら、映画でも観に行こう!と
ミリオン座に向かいました。

セッションセッション
監督:デイミアン・チャゼル 
出演:マイルズ・テラー、J・K・シモンズ
【あらすじ】 
名門音楽大学に入学したニーマンはフレッチャーのバンドにスカウトされる。ここで成功すれば偉大な音楽家になるという野心は叶ったも同然。だが、待ち受けていたのは、天才を生み出すことに取りつかれたフレッチャーの常人には理解できない完璧を求める狂気のレッスンだった。浴びせられる罵声、仕掛けられる罠・・・。ニーマンの精神はじりじりと追い詰められていく。恋人、家族、人生さえも投げ打ち、フレッチャーが目指す極みへと這い上がろうともがくニーマン。しかし・・・。


アカデミー賞で助演男優賞、録音賞、編集賞を受賞し、作品賞、脚色賞に
ノミネートされるという、「バードマン」と並んで話題だったこの作品。
むしろバードマンよりこちらの方が早く観たかったんですよね。 

話題になっている作品らしく、夕方からの上映回でも混みあっていました。



 
 
「ラストの9分がすごい」というコメントを何度も目にしましたが
あれは確かに凄い演奏です、圧倒されちゃった。
単純にドラムの演奏も凄いんだけど、ニーマンに対する
フレッチャーの視線が徐々に変わっていって、フレッチャーが音楽に
のめり込んでいく様子が見ものですよね。
あと、他のバンドでの音楽と、フレッチャーのスタジオバンドでは
音が違うというか、音から伝わる緊張感がまるで違うな、というのも
私のようなジャズを知らない人間が効いても分かるものなんだ
と言う点も意外でした。

予告でも何度も目にしましたが、フレッチャーの鬼教官ぶりが激しくて
同じ椅子を投げる人でも(笑)、きっと蜷川さんの怖さなんか
比較にならないと思うわ(笑)。
生徒でもない私まで、あのレッスン中は体が硬くなって緊張して
観ているのが分かるぐらいですからね。

このフレッチャーと言う人は単純に音楽バカで、堅い信念が
ある人だという事は分かるし、元教え子の死に涙を流したり
するので、心の無い人ではないことは良く分かるのだけど、
あまりの仕打ちに、目が点になったりもします。
まさかあのライブの最中に、スカウトの前で大失態させて
音楽家としての芽を摘もうとするとか、ビックリだよ。
ただ、ニーマンが独断であっても自分の期待に応える
レベルの演奏をしたと言う点には素直に認めて、演奏を
サポートするあたりは、本当に音楽に対してはフェアな人だな
と言う事も伝わってきますが。

それにしてもジャズっていいものですね、私は全く詳しくないけど
この映画の音楽はどれも素晴らしかったので、サントラでもあれば
是非聞いてみたいと思ったのでした。