雨のため朝ランは断念。ホットヨガに行って、会社で3時間半ほど
仕事をしてから向かったのは名演小劇場です。

しあわせへのまわり道しあわせへのまわり道
監督:イサベル・コイシェ
出演:パトリシア・クラークソン、ベン・キングズレー、ジェイク・ウェバー、グレース・ガマー
【あらすじ】 
マンハッタンのアッパーウエストに暮らす売れっ子書評家の、ウェンディ(クラークソン)の順風 満帆の人生は突然あっけなく崩壊した。長年連れ添った夫がすきま風の吹いた夫婦関係を見切 り、浮気相手のもとへ去ってしまったのだ。夫の浮気に憤慨しながらも、ウェンディはふと立ち止まる。本に囲まれる幸せのあまり、大切な人が発したサインを見過ごしていたのでは?と。絶望の中、バーモントに住む娘に会いたくても、免許も送ってくれる人も無くて途方に暮れるばかりだった。仕方なしに偶然出会ったインド系アメリカ人のタクシー・ドライバー、ダルワーン(キングズレー)から運転の手ほどきを受けることに。
伝統を重んじる堅物の男性だが彼との出会いは、過去の思い出にしがみつくウェンディの心の針路を変え、未来に踏み出す勇気を与えてくれるのだった・・・。



本当は昨日観る予定だった作品ですが、頭痛の為に断念。
今日は昨日のリベンジだったのでございます。



 
うん、いい意味で想像通りの作品でしたね、面白かったです。
後で知ったのですが、この作品は“ニューヨーカー”誌に掲載された
キャサ・ポリットのエッセイ「Learning to Drive」が原作なのだとか。
なので、かなり実話に近いお話なんですね。

私は主役のウェンディのような成功者でもなければ、能力も無い
結婚も出産もしていないダメダメちゃんですが、それなりに
年齢を重ねてしまった者として、序盤のシーンは痛いほどに
よく分かりました。
本当は辛いのに、本当は娘に居てほしいのに、素直に言えず
「もう帰ったら?」とか言ったり、「私は仕事をするから」とさっさと
自分の部屋に戻り、ドアの閉まる音を聞いて仕事をしながら
泣くシーンなんて、身につまされちゃって・・・。 

今後の進むべき道を見失っているウェンディに対して
「周りをみて」とか「アクセルを踏まないと前に進まない」 とか
「(バックする時にハンドルを切る方向が分からなくなったら) 
少しだけバックして微調整すればいい」とか、車の運転を教えて
いるのに、すごい人生の格言のようにオーバーラップしていて
なんか上手いなあ・・と思っちゃいますしね。

最期はこの二人、そういう関係になっちゃうのかしら?と思いきや
そうでもなくて、爽やかな気分になれるエンディング。

とはいえ、移民問題や人種差別、シーク教徒の見られ方など、
アメリカの抱える問題も垣間見えたりしたのも興味深い。
日曜日に観るには丁度いい感じの作品でした。

それにしても、ダンナが女を作って家を出て行ったのに、
妻に対して「生活費を払え」って請求してくるって、アメリカは
恐い所だ・・・・(笑)。