この作品展、行けるものなら行きたいなあと思っていました。
たまたま早めに東京に到着する新幹線を取っていたので
ちょうどいい!と丸の内まで行ってまいりました。

プラド美術館展「プラド美術館展」 三菱一号館美術館
10月10日〜2016年1月31日 










展示内容に興味があったし、いつかこの美術館を観に行きたかった
という思惑が一致したので(笑)。
過去にはここのミュージアムショップやカフェは利用した事が
あったのですが、その時の展示には興味が無くて、美術館はこれが
初体験だったのでした。
 
外観
中庭側から入口をパチリ。緑多くて素敵ですよね〜。

建物に入るとまずチケット売り場があり、とエレベーターで3階へ。
建物全体がシックだし、中の通路から見える景色も緑が多くて
ただボーっと眺めていても癒される風景です。
各展示室の入口は自動ドアになっています。
美術館用の建物ではないので、小さな部屋が幾つもある・・
と言う感じですが、この建物には逆にその方が合っているかも。

 

 
今回は特に「小作品」を集めた展示と言う事ですが、それもまた
この美術館の趣きに合っていて良かったです。

細密画とか宗教画は好きなので、 小さいながらも見応えがあって
楽しかったな。
 ヒエロニムス・ボスの《愚者の石の除去》なんて、すごく皮肉が
きいていて面白いなあと思うし、≪スモモとサワーチェリーの載った皿≫ 
は色使いが素敵だし、 ムリーリョの《ロザリオの聖母》は思わず
見入ってしまう。
《酔った石工》は下絵と完成図を見比べられて、おんなじ構図、
同じ絵なのに受ける印象の違いを楽しめたり・・・。
 
ものすごく混雑している事を覚悟していましたが、そこまでではなく
(本当はもっとゆっくり観たいところ)思った以上に楽しめました。
死ぬまででいいので、プラド美術館も行ってみたいなあ。


お菓子
 ミュージアムショップで買ったスペインのお菓子。
小さいものは「ポルボロン」と言うらしいです。
素朴な味わいのホロホロした柔らかいクッキーのようなお菓子。
後から知ったのですが「ポルボロン」と3度言ってから食べると
幸せになったり、願いが叶うらしいです。

・・・そんなの知らないから、宿でパクパク食べちゃったし(爆)。


中庭から
天気も良かったので、中庭が本当に気持ちいいんですよ。
本を読んでいらっしゃる方もチラホラ見かけましたが、ここで
一休みするのもアリだなあ、と思います。