朝イチで歯医者に行かなければならない。ホットヨガにも行きたい。
空き時間が多いなあ・・。そうだ!名演小劇場へ行こう!
と言う事で、昨日に引き続いて名演小劇場で映画鑑賞です。

マルガリータで乾杯!マルガリータで乾杯を!
監督・脚本:ショナリ・ボース
出演:カルキ・ケクラン、レーヴァ ティ、サヤーニー・グプター、クルジート・シン、フセイン・ダラール
【あらすじ】 
笑顔が魅力的なライラは、作家になるという夢を胸に大学に通う19歳。生まれつきの障がいがあって身体は不自由だが、それをものともしない前向きな明るさと旺盛なチャレンジ精神、好奇心の持ち主。音楽が好きな彼女はバンドの活動で作詞で参加したり、両親と弟、親友のサポートを受けながら、大学生活を謳歌している。米国の大学に編入できるよう計らってくれた母と一緒に、希望を胸にNYに乗り込んだライラは、刺激的な毎日に夢中になる。大学で目の不自由な活動家、ハヌムと出会い、彼女から大きな影響を受け、思いのままに新しい体験を重ねていく。だがそんなとき、インドへ帰った母親が末期の癌にかかっている事を知る・・・。


予告すら観たことが無い映画だったのですが、そう言えば今年は
ボリウッド映画を1本も観ていなかったなぁ・・と言う事と、
「インド出身の女性の留学の話」 と言う事で、「マダム・イン・ニューヨーク」 
を何となく思い出して、この作品をチョイスしました。


 

これ、本当にインド映画ですか?と思いたくなる程、また違った
印象の映画ですね。(言語が英語だったという事もありますが)
「マダム・イン・ニューヨーク」のような感じのストレートな
作品と言う訳ではありませんが、これはこれで面白かったです。

どの国であれ、 障がいのある人の苦労は変わらない。
でも、障がいが有ろうが無かろうが、同じような事に悩み
そして苦悩し、悲しむという事も変わらない。
そんな当たり前のことを、改めて目の当たりにしたような感じ。

主人公のライラが惚れっぽくてイケメン男性が居ると
すぐにポっとなっちゃったり、(勝手に惚れて)振られたから
と言って「もうあの大学には通いたくない」って泣き出したり、
iPadが欲しいからって、祖母の形見のペンダントを売って
お金を作っちゃったり、 「おいおい」と思う所も多いのですが
でも、大学生の頃ってそんな感じだよな、って思います。
海外で生活して、何もかもが目新しくて、ちょっと流されてるな・・
と思うような事があるのも、さもありなん、という気がしますし。
障がいがある人に同性愛者が居るのも不思議じゃないですし。
(とはいえ、このテーマがインド映画で扱われるのか、というのは
少し意外でした)
このライラを演じた女優さん自身に障がいは無いようなので
演技力も凄いよな、って思います。 

でも一番ステキなのは最後の笑顔でしょうね。
原題の「Margarita With a Straw」が活きてきます。
ドレスアップして、店員にマルガリータを注文した後で
堂々と「ストローをつけてくださる?」と言う姿がむしろカッコいい。
(自分の握力でも持ちやすい)持参のコップにマルガリータを移し
ストローを差して美味しそうに飲む姿に、色々な事があって、
人に流される事なく自分ひとりであっても、自分が一番快適と
思える事を堂々と出来るようになったんだな、
少し大人になったんだな、と。
そういう、誰にでも来そうな、ティーンの成長物語。
インド映画と意識することなく観られる1本でした。