1本名演小劇場で映画を観た後、伏見に移動してホットヨガをかまし、
また再び名演小劇場に舞い戻ってまいりました。

ベル&セバスチャンベル&セバスチャン
原作:セシル・オーブリー「アルプスの村の犬と少年」
監督:ニコラ・ヴァニエ
出演:フェリックス・ボシュエ、チェッキー・ カリョマルゴ・シャトリエ、ディミトリ・ストロージュ
メーディ
【あらすじ】 
アルプスの麓の小さな村で暮らす孤児セバスチャンは、山で一匹の野犬と出会う。家畜や人を襲う“野獣”と誤解され村人たちから命を狙われるその犬をベルと名付け、懸命に守るセバスチャン。そして孤独なもの同士、心を通わせていく。時を同じくして村には戦争が影を落とし始めていた。ナチスの捜索の手が伸びるなか、ユダヤ人一家を救うため、ベルとセバスチャンは道案内人として危険な冬のアルプス越えに命がけで挑む。


NHKアニメの「名犬ジョリィ」の原作と、この映画の原作は同じ
と言う事なのですが、そもそも「名犬ジョリィ」を観たことがあるのか
無いのか、全く記憶が無く・・・(笑)。

でも、“ワンコと子供” は鉄板ですし、特に大型犬が好きなので
ストーリーがつまらなくても、犬を見るだけでもいいな、と思って。
今週で公開が終わってしまうので、ちょっと無理してやって来ました。 



 
映画を観終わっても「名犬ジョリィ」を観たかどうかは思い出せず。
多分・・・観てないんでしょうね(笑)。

まず印象的なのがセバスチャンを演じた少年の目ですね。
とても“意思”を感じる目で、目力が強くて印象的なんですよ。
前半はなかなか笑顔を見せることが無く、また本心が掴めない
感じだったのに、ベルと一緒に過ごすようになってから
本当に素敵な笑顔を見せるようになります。
また、とても強い意思表示をするようにもなります。

ベルが本当に可愛くって、あのモフモフ感がたまらなくて
思わず抱きつきたくなってしまいました。
自分が大型犬に慣れているからかもしれませんが、「野獣」
と言われている頃のベルをみても、ちっとも怖いとは
感じませんでした。
映画なので美化している所もあると思いますが、犬って
こちらが犬に対して好意を持っているかどうかを、見分ける
力があると思っているので、あの二人の友情が成り立つ、
と言う所は何となく理解できます。
で、私もセバスチャンのように、ゴールデンレトリバーを
枕にして寝た事がありますが、あれ、犬の呼吸で“枕”が
絶えず動くので実はなかなか寝られませんのよ(笑)。

単純な過去に虐待を受けた犬と少年の交流を描く映画ではなく、
その背後に、ナチスなどの戦争の影響が描かれています。
スイスと国境を接した山間の町で、山や氷河を超えてナチスの
迫害から逃れてスイスに向かうユダヤ人たちを、密かに
道案内をする村人達。そして、それを追うドイツ警察。
迫りくる戦争を感じて切ない気持ちにもなりつつ、
抜群に美しい景色にも癒されました。

なんか続きがありそうだな・・と思ったら、続編がある模様。
フランスではこの作品が公開されたのが2013年で、今年
その続編が公開されるそうなので、日本では2年後ぐらいに
観られる・・のかもしれませんね。