これは予告で興味をもった1本です。
今月はセンチュリーシネマで興味のある作品の公開が続きます。

ローマに消えた男ローマに消えた男
監督:ロベルト・アンドー
出演:トニ・セルヴィッロ、ヴァレリオ・マスタンドレア
【あらすじ】 
イタリア統一選挙が迫る中、支持率低迷に悩むイタリア最大野党を率いるエンリコが、ある日突然ローマから失踪した―。窮地を救ったのは、エンリコの双子の兄ジョヴァンニの替え玉作戦だった。エンリコの“替え玉”に起用されたジョヴァンニは、驚くほどの機知とユーモアに富んだ言葉を駆使し、たちまちメディアや大衆を魅了していく。ローマから“消えた”男と“現れた”男の運命を通して、疲弊した現代人の心のよりどころを哀歓豊かに描いたミステリアスな極上のヒューマンドラマ。


元々パルコが生活動線上にないため、今までも敬遠しがち
だったセンチュリーシネマですが、たまたま通い始めた歯科医が
上前津のため「歯医者の帰りに」寄りやすくなりました。

なので、歯医者の後で一旦センチュリーシネマにより整理券を
GETしたうえで(整理番号順の自由席でネット予約ができないため)
伏見のホットヨガスタジオに行き、再度また矢場町に戻ってきたのでした。
なんか最近、週末になると「ドニチエコキップ」を使って
上前津と矢場町、栄、伏見をグルグル回ってる気がします(笑)。

 

 
双子の入れ替わりモノです。
何だか近いお席のおばさま方がやたら笑ってたんですけど、
入れ替わりによるコメディという面もあります。

同じ人が演じ分けているので、当然顔はソックリなんですけど
表情の違いから別人を演じ分けるって凄いよな、と思います。
疲れ切ったエンリコと、自由なジョヴァンニ。 

聴衆というのは勝手なもので、あんなにブーイングしていたのに
スピーチですっかり魅せられてしまうのですよね。
ただ、話の内容もですが、話すスピード、話し方、その自信ある態度
何を言い出すのか分からないので思わず注目してしまう・・という
所も含めて、 まあジョバンニが魅力的なんですよ。
最初は“身替り”と思って接していた周りの人間(妻でさえ)
ジョヴァンニに魅せられていくのだけど、違和感無いですもの。

ただ、ジョバンニのみせる魅力と言うのは、狂気との境目という
危うさなのかなあ、とも思います。

全くタイプの違う2人・・と描かれているようですが、実は二人は
本質的にはとても似ていたのではないか。
たまたま平時にみせる姿が真逆なだけで。
そう思えたラストシーンでした。

でも・・・昔の恋人の家庭に逃げ込むとか、どんだけ友達居ないんだ。
またその恋人のダンナの冷静さが、逆に怖かった・・・。