そのままミリオン座に残りもう1本。

ディーパンの闘いディーパンの闘い
監督:ジャック・オディアール
出演:アントニーターサン・ジェスターサン、カレアスワリ・スリニバサン
【あらすじ】 
戦下のスリランカから出国するため、見知らぬ女と少女と共に家族を装う元兵士ディーパン。パリ郊外の団地にたどり着いた彼らは、ささやかな幸せに手を伸ばした矢先、新たな暴力に見舞われる。人種・宗教・移民問題に揺れる欧州の今を背景にしながら、暴力、戦いを捨て、愛を、新しい家族の絆を掴もうとする個の闘いを圧倒的且つ、スタイリッシュに描いた人間ドラマの傑作。サスペンスフルなフィルム・ノワール・タッチで酔わせつつ、ジャンルを軽々と超え、人間の本質に迫る。



この作品も全く予備知識がなかったのですが、次の予定まで
時間が空いていたので、一緒に観てしまえ!と。
こちらの作品は思いのほか空いていましたね。 




 
スリランカの内戦については知らなかったのですが、
ストーリー自体は何とかついていけた感じ。

ディーパン役の方は、寡黙で愚直、真面目な人・・というイメージ
なのですが、最後の銃撃戦は凄い迫力でした。
この方はスリランカ内戦の元兵士で演技未経験なんだとか。
ディーパンが纏っている雰囲気は、ちょっと尋常じゃなかったから
なんか納得です。

そして、人間は色々な環境に順応できる生き物なんだな・・と。
ヤリニに母性のようなものが出てくるのが興味深かったですね。
銃撃戦に巻き込まれた時、イラヤルをかばってましたから。
また仕事先のヤンキーに惚れたりしながらも、なんだか
本当の家族みたいになっていくのが興味深い。
その反面、強く衝撃を受けた事実(内戦)は、何かのきっかけで
容易に痛みとしてぶり返すものなんだ、とも思いました。

最後の幸せなイギリスでの生活のシーン。
あれは現実なのかな。
何だか、ディーパンとヤリニの夢のようにも思えたのでした。