最近は映画を観に来れていなかったため、観たい作品が溜まっていて
何から観たらいいものか・・・。とりあえずスケジュール的に一番
都合の良いこちらを本日は2本目としてチョイス。

グランドフィナーレグランドフィナーレ
監督:パオロ・ソレンティーノ
出演:マイケル・ケイン、ハーヴェイ・カイテル、レイチェル・ワイズ 
【あらすじ】
世界的にその名を知られる、英国人音楽家フレッド。 今では引退し、アルプスの高級ホテルで優雅なバカンスを送っている。長年の親友で映画監督のミックも一緒だが、現役にこだわり続ける彼は、若いスタッフたちと新作の構想に没頭中だ。そんな中、英国女王から出演依頼が舞い込むが、なぜか頑なに断るフレッド。その理由は、娘のレナにも隠している、妻とのある秘密にあった─。





予告で興味はあったものの、真っ先に観たい!という程では
無かった作品です。 (というか他にもっと観たい作品はあるんです)
これはアカデミーの 主題歌賞にノミネートされているんですね。



 
何これ、ゼンゼン期待していなかった事もあるんだけど
すごく良かった、独特の雰囲気があるのだけどそれもまた良し。 
以前どこかのレビューで「音楽のような作品」と書かれていたと
記憶していますが、まるで1曲の音楽を聴いているような
気持ちになる映画です。

ちょっと現実離れしている感じもあるんですよね、突然まっぱの
女性が出てきたりとか、ガウン姿の老人が一列に並んでいたりとか。
基本的には現実離れした、ファンタジー系は苦手なんだけど
ちっとも苦手に感じませんでした。

ここの施設を訪れる客はいわゆる「セレブ」なんだけど、ちょっと
共通したところがあります。
過去に大成功した経験があって、その経験に苦しめられている人。
有名な曲を作曲した人や、有名な映画監督、大ヒットした映画の
役のイメージが抜け出せない俳優とか(ジョニー・ディップみたいな?)。
そんな過去と折り合いをつけていく様子も、切なかったりしてね。

実際にまた劇中で使われる音楽が本当に素敵なんですよ。
ラストの「シンプルソング」は圧巻で、サントラもほしいなあ。
そして映像も美しくて、こんなところで余生を送れたらいいなあと
思ってしまう。実際にスパに力を入れたホテルとして存在するらしい
ので、いつか行ってみたい。(高そうだな・・)

そして、素敵なのは映像・音楽だけではなくて、セリフが秀逸。
何だかとても心に響くセリフが多かったですね。

いやー、思いがけず素敵な映画に出会えて満足でございました。