朝からエステに行って、映画館へ。
最近あまり映画館に来れていないので、観れる時には
観ておかないと・・ね。

ある終焉「或る終焉」
監督:ミシェル・フランコ
出演:ティム・ロス、サラ・サザーランド、ロビン・バートレット
【あらすじ】 
デヴィッドは、終末期患者の看護師をしていた。別れた妻と娘とは、息子の死をきっかけに疎遠となり、一人暮らし。彼には、患者の在宅看護とエクササイズに励む以外の生活はなく、患者が望む以上に彼もまた患者との親密な関係を必要としていた。ある日デヴィッドは、末期がんで苦しむマーサに安楽死を幇助して欲しいと頼まれる―。メキシコ次世代の新鋭が問う人生の終末。ある看護師の崇高なる献身愛と葛藤を描いたサスペンスフルなヒューマンドラマ。



これは予告を観て、興味を持った1本です。
客はあまり・・・入っていませんね。

 


 
看護師の話だという事は予告で知っていましたが、訪問看護師
しかも重篤な症状の患者ばかり。
私は医療福祉関連の知識はありませんが、映像を観ている
だけでも、何て模範的な人なんだろう、と思います。
ただそれと同時に、ちょっと「やりすぎ」なんじゃないのか、
患者に思い入れが強すぎて、客観的に見られなくなっている
というような感じがします。 

でもその“やりすぎ”が素直に受け入れられなかった患者の
家族に追いやられてしまうデヴィッド。
患者との関係構築が出来ることが彼の生きがいでもあったので
(彼のプライベートはジョギングぐらいしか表現されていないし)
それは落ち込むのも分かります。

ただ・・なぜそこまで患者に肩入れするのか。
なぜ、そこまで出来るのか、たとえ仕事だと言っても。

でもそれが、彼の過去に起因するという事が分かって来るし
それが彼の一番の急所でもあるんでしょう。
だから、マーサにあんなことを頼まれた時、その前の患者には
笑ってユーモアで返したのに、子供を引き合いにだされたら
冗談では済まされなくなってしまって・・・。

人の「世」って、そして「死」って何だろう。
マーサの死、デヴィット自身に起きたラストシーンの出来事。
なんか色々考えさせられてしまいました。
ただ、自分が余命いくばくもなくなった時、あの患者たちと
同じように泣くんだろうな、今まで出来た事が出来なくなる
情けなさと怖さで。
でもデヴィッドのような人に、側についていてもらいたいよな
なんて思いますけどね。