盆休み後半は映画を観ようと思っていたので、朝からミリオン座。
まずはこちらから。

きみがくれた物語きみがくれた物語
監督:ロス・カッツ
出演:ベンジャミン・ウォーカー、テリーサ・パーマー、マギー・グレイス
【あらすじ】 
ノースカロライナ州の海沿いにある小さな町で運命的な出会いを果たして結ばれた、トラヴィスとギャビー。二児を授かり幸せな家庭を営む二人だったが、久しぶりのデートの約束にトラヴィスが遅れた日、ギャビーが交通事故にあってしまう。自責の念に駆られるトラヴィスは、目を覚まさないギャビーを前に人生でもっとも重い、究極の選択が求められていた・・・。愛を貫くための、人生最大の[選択]とは―?



「君に読む物語」の作者が書かれた原作がベースらしいのですが
そもそも「君に読む物語」を観ていないしなー 。
予告を観ても「ああ、ラブストーリーかあ。パスだなあ」と思っていたら
なんか意表を突く展開らしくて、興味があったのです。 



 
思った以上にメルヘンだったな、というのが第一印象かな。
やっぱ「ラブストーリー」って書いてあるんだから、そりゃそうだよね(笑)。

私、ラブストーリーが得意じゃない人なので、中盤までは
「はあ、そうですかー」っていう感じでしか観られなくて。
ただ出てくる犬がもう、可愛くて可愛くて。ゴールデンも出てくるし。

後半は夫婦で外食をする予定が、ダンナが仕事で予定に遅れ、
お店で待ちぼうけになった奥さん、帰宅途中に交通事故で意識不明の
重体。その奥さんは「蘇生処置拒否指示」の書類を病院に提出していた
ことが発覚し、その書類を尊重して生命維持装置を外すか否か
夫が苦悩する・・という内容ですね。
前半がベタベタのラブストーリーでいかに「運命の二人か」が
描かれていないと、後半のパンチが弱くなるので、そういう点では
前半のラブラブぶりが効いてきます。

この判断を夫にさせるのは酷だよねぇ・・とつくづく。
ただでさえ「自分が予定通りに店に行っていれば」と思う訳で。
またこの書面について、妻と直接話したことも無かった様子なので
その書類をどういう意図で提出したのか、今さら確認もできない。

「自分はちゃんと愛を伝えられていたのだろうか」
「もう一度話せたら、ありったけの想いを伝えるのに」
と夫が苦悩する辺りで、さすがの私も泣けてきてしまいました。

まあ・・・・ラスト、意識を取り戻してハッピーエンドっていうウルトラCが
評価の別れる所かな、とは思いますが、その結果そのものではなく
気管切開していた、何か月も意識不明だった患者が意識を取り戻した
直後にベッドに腰掛け、喉に傷もなく、元気に話せるって
あまりにも現実離れしていて、そこでちょっと萎えた(笑)。
原題は「The Choice」だったように思うのですが、結局夫は
「Choice」出来ずそのままにしていたら、奥さん回復、っていう(爆)。

とはいえ、「後で」「そのうちに」と思っていても、その「後」「そのうち」
がやって来ない事もあるんだ、そういう後悔をしないように
しなくちゃいけないだ、という気持ちにはなれた作品でした。。