夏休みを取ったばかりだけど、今日も午後休。
目的は夕方に豊橋に行きたいから(この辺りはまた別エントリーで)。
でも13時から16時過ぎまでポッカリ時間が空いてしまいました。
はて、どうしよう。 ならば映画でも観ましょうか。

めぐりあう日めぐりあう日
監督・脚本:ウニー・ルコント  共同脚本:アニエス・ドゥ・サシー
出演:セリーヌ・サレット、アンヌ・ブノワ、ルイ=ド・ドゥ・ランクザン、フランソワーズ・ルブラン、エリエス・アギス  ほか
【あらすじ】
パリで夫と8歳になる息子と一緒に住むエリザは身体の機能回復をサポートする理学療法士をしている。 産みの親を知らずに育ったエリザは養父母の了解のもと、実母の調査を専門機関に依頼しているが、 匿名で出産した女性を守る法律に阻まれ、実母にたどりつくことができない。 6か月後、ついにエリザは自ら調査をするために、自分の出生地である港町ダンケルクに、 息子ノエと共に引っ越して来る。 一方、ノエが転校した学校で給食の世話や清掃の仕事に従事する中年女性アネットは、 母親と同じアパートの別の階で一人暮らしをしている。 ノエは初めての給食時間、容貌のせいでまたもある誤解を受けてしまった。 そんなノエがなぜか気になってしまうアネット。 ある日、背中を痛めたアネットが、学校から聞いてエリザの診療所にやって来る。 「長いまつ毛ときれいな目をしたかわいい息子さんね」とノエを褒めるアネット。 二人は治療を重ねるうちに、互いに親密感を増していく。 


普段は場所が面倒で足が遠のきがちな名演小劇場ですが
職場からだと近いので、こういう機会に行かないと。
それにしても平日午後の名演小劇場の客層は、平均年齢が
恐ろしく高かった(笑)。
壁に貼ってある劇団☆新感線の「朧の森に棲む鬼」のポスターを観て
「これは歌舞伎なの?」と係の人に質問して、係の方必死に
説明をしていたのが笑えました(笑)。←多分ちゃんと伝わっていない




 
うーん、予告を少し良くとらえ過ぎていたかな(笑)。

フランスでの里親制度については興味深く観させていただきましたが
全体に上手く出来すぎ、よくある実の母親合を探すステレオタイプな映画
の域を出ていないって感じですかね。
 
自分自身が エリザの状況に実感が伴わないので、「そういうもん?」
としか思えないんですよね。平たく言えば理解に苦しむというか。
エリザだけでなく、その夫も本心がとうとうよく分からなかったもんなー。
とはいえ、様々な映画の主人公が置かれた状況の全てに実感・共感を
している訳ではないのですが。
全体に登場人物が“遠い”けど、その割には展開はありふれてるというか。

ということで、今年観た中では私としてはかなり残念なほうの
1本でした。つまらないというより、凡庸な作品と言う意味で。