先日、浦井君のコンサートの為に上京した時、思いがけず時間が
空いてしまいました。映画でも観るか・・と思いましたが、せっかく
東京に来ているので、そこでしか観られないものを観ようと思い直し・・。
国立新美術館の企画展にも興味があったのですが、もうイタリアの
ルネサンス期はいっぱい見たしなぁ・・というのもあって、こちらに。
有楽町に近いですしね、こちらの方が。

モードとインテリアの20世紀展
「モードとインテリアの20世紀展」
パナソニック汐留ミュージアム
会期:9月17日〜11月23日


神谷町のベーカリーから歩けるようだったので、20分ほどテクテク・・。
名前は観た事がありましたが、こんな所にあったのですね。
何となく、似たような美術展に行った気がするなぁ・・なんて
思ったりもしたのですが。



 
このビルは1階〜3階はパナソニックの展示場になっており、
普通にお仕事をする人が沢山いらっしゃって、有給を取って遊びに
来た私は、何だか一瞬仕事モードに引き戻された気がしました(笑)。

森英恵さんの生まれた島根県立石見美術館は「ファッション」が
コレクションの柱になっているということで、石見美術館の収蔵品が
出展されていました。

コルセットを使っていた頃のドレス、 ゆったりとした体を締め付けない
体のラインが見えるドレスと移っていく。
終戦後のメゾンといえばココシャネルの映画でその時代が描かれて
いたのを思い出しますね。機能性を重視したスーツが生まれたり。
紙とか金属とかビニールのような素材を使ったドレスとか、時代の
流れと共にファッションが変遷していく事が分かるようになっています。

 ドレス2
当時のインテリアが絵で描かれて、コラボしていたりします。
(が・・・あまり印象に残ってません、インテリアに関しては)

ドレス1
一番手前の黒のドレスはシャネルのものですが、これなんか
今着ても、とてもかわいいと思います。

他のドレスにも言える事ですが、やはりファッションの流行は
一定の期間で繰り返しているんだなあ・・とも思いました。

衣裳だけでなく、それを取り上げた雑誌などの展示も多く
ありましたが、展示スペースが狭いという事もあって、あっという間に
観終わってしまいました。
入場料も安いので、不満はないのですけど(笑)、展示会のために
作られた映像(通常は展覧会会場内で放映しているようなやつ)も
スペースの問題からか会場の外で放映されていたりして、
「ゆっくり観る」という感じではない造りでしたね。

とはいえ、ワークショップや学芸員の方が説明してくれる回が
あったり、来場日によっては塗り絵を貰えたり(貰いました!)
色々と工夫されているようです。
展示内容によっては、また来てもいいなと思います。
汐留は今後、立ち寄る機会も増えそうですし(笑)。