名演小劇場に残ってもう1本。

グレートミュージアム「グレート・ミュージアム ハプスブルグ家からの招待状」
監督・脚本:ヨハネス・ホルツハウゼン
出演:ザビーネ・ハーク、パウル・フライ、パウルス・ライナー
【あらすじ】 
 645年間君臨したハプスブルク家の歴代皇帝たちが蒐集した膨大な数の美術品を所蔵する、ウィーン美術史美術館。収蔵作品は、クラーナハ、フェルメール、カラヴァッジオなどの名画から絢爛豪華な美術工芸品まで多種多彩。なかでも傑作「バベルの塔」をはじめとしたブリューゲル・コレクションは世界最多を誇る。そんな伝統ある美術館にもグローバル化の波は押し寄せる。この映画は、創立120年の節目を迎えた2012年から行われた大改装を通して、スタッフたちが「伝統の継承」と「次世代へ向けた革新」という正反対の選択を迫られながらも自らの職務に取り組んでいく姿を映し出していく。



そう言えば今、「クラーナハ展」 が会期中だったなぁ、という事や、
今年「ガラバッジョ展」に行ったなぁ、とか、先日「マリー・アントワネット展」
に行って、ハプスブルグ家に関する美術品があったなぁ・・等と思いまして。


 
内装が名古屋の「ヤマザキマザック美術館」 を髣髴とさせるなあ
なんて思ったり。
美術館といえども、慈善事業じゃないからビジネスとしての側面が
あるんだなぁ、とか、オークションで美術品を「仕入れ」るのね、
という点などは新鮮だったなぁ。

ウィーン美術史美術館のレセプションの映像は圧巻ですよね。
というか、この美術館の建物そのものが、一種の芸術なんだな
と思う壮大さで、一度実物を見てみたいと思いました。

それにしても序盤で、大英博物館の人がやって来て、この
ウィーン美術史美術館の人と話しながら館内を見て歩くシーンが
あったのですが、二人とも自分の話したい事を話すという
お互いの自己主張の強さに、思わず笑ってしまいました。 

とはいえ、途中、寝落ちってしまいまして、一部記憶がございません(笑)。