続いて2本目はドキュメンタリー。
ノーマは有名なレストランのようですが、知らなかったなぁ・・。

ノーマ東京ノーマ東京 世界一のレストランが日本にやって来た
監督:モーリス・デッカーズ
出演:レネ・レゼピ、「ノーマ」スタッフ 
【あらすじ】 
世界一のレストラン「ノーマ」とカリスマシェフ レネ・レゼピは、期間限定で日本へ出店。その土地の食材を使うというコンセプトを貫くレネたちは、全く勝手の分からない日本で、今までに目にしたこともない食材を使用に悪戦苦闘する。果たして彼らは、世界一という名声や重圧に耐え、自らの哲学を貫き通すことが出来るのだろうか―。世界一のレストランに4度輝いた「ノーマ」が期間限定で日本に初出店を追った貴重なドキュメンタリー映画。



どこでオープンしたんだ?と思ったら、マンダリンオリエンタルの中
だったんですね。
そうかー、遠征中に朝ごはんを食べに行ったことしかないホテルだわ(笑)。




 
「ノーマ」がどういうレストランなのかが分からなかったのですが、
観はじめて最初に危惧したのが、「エル・ブリ」みたいなお店だったら
嫌だなあっていうことです。
エル・ブリ で出される料理は前衛的過ぎて、分子料理っていうんですか?
なんか美味しそうとは思えなかったんですよね、人工的というか。

でも、「ノーマ」は野菜や素材の味を大切にしよう、という方向性らしく、
そういうレストランだからこそ、ノーマ側から日本へ出店したいという
オファーが出したことに納得がいきます。 
素材探しの為に、沖縄やら長野やら、青森やら実際に足を運び
自生しているキノコや野菜を、その土地の調理方法で食してみたり
市場に自分で足を運んだり、それこそラーメンのようなものまで食べたり。
彼らが、和食に対してリスペクトする気持ちを持ってくれている、
という事がよく伝わって来たし、そんな所に住んでいるんだ・・と
改めて気づかされる所もありました。

そこでレネが「日本人の仕事ぶりにジレンマを感じる」と言っていました。
「そのまま(自然のまま)が美しいのに」、装飾の笹の 葉っぱ一枚一枚
ヘアアイロン(のようなもの)を使って 真っ直ぐキレイに葉を伸ばす
ような事が理解できないようでした。 
和食も、日本文化も、(欧米と比べて)自然に過度に手を加えない・・
という事と矛盾していると思ったんでしょうね。

これはねぇ、やっぱり日本人でないと分からないのかもねー。
自然のまま放置する、そのまま使うっていうのが必ずしも良い訳では
なく、手を入れたとは気づかせないように、理想とする自然の姿を
再現するのを美としていると思うのですよね。

それにしても、3000人ぐらいのキャパに対して、50,000を超える
予約が殺到したとか。いったいお値段は幾らぐらいなんだろう?
と思ったら、70,000円近くだったとか。
そうかー、それだけとれば、あんな贅沢な食材の使い方も可能よね。
まるで芸術品のようで、かえって食欲が湧かなかったわ(笑)。
でも、面白いドキュメントでした。