2本目ですっかり疲れてしまったのですが、3本分の入場券を
買ってしまっていたので、そのままミリオン座に居残りです。

アイヒマンを追えアイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男
監督:ラース・クラウメ
出演:ブルクハルト・クラウスナー、ロナルト・ツェアフェルト 
【あらすじ】
1950年代後半のフランクフルト。ナチス戦犯の告発に執念を燃やす検事長フリッツ・バウアーのもとに逃亡中のナチス親衛隊中佐アイヒマン潜伏に関する手紙が届く。アイヒマンの罪をドイツで裁くため、国家反逆罪に問われかねない危険も顧みず、その極秘情報をモサドに提供する。しかしドイツ国内に巣食うナチス残党の妨害や圧力にさらされたバウアーは、孤立無援の苦闘を強いられていくのだった・・・。アウシュビッツ裁判へと繋がる“極秘作戦”が半世紀を経て初めて明かされる。


今回は3本ともミリオン座3スクリーンあるうちの「ミリオン3」で
上映されたため、ほほ15分間隔で3本観ることになってしまい
なかなかハードなスケジュールでございました。
特に2本目と3本目は戦争絡みで似ていますしね。
(続いてみるときは極力観る作品のタイプが違うようにしている)
とはいっても、いずれも公開が終わりそうなので、仕方ないんですが。





 
「アイヒマン・ショー 歴史を映した男たち」を観ていますが、これは
そこに至るまでのお話と言う事になりますね。

検事長のフリッツがユダヤ人であり、かつ同性愛者ということで
ナチスドイツに間違いなく標的にされた人ですから、アイヒマンに
対しての想いもひとしおでしょうが、そう言った個人的な復讐心
というよりも、ドイツは過去と向き合わないといけない、という
気持ちだった、という事が描かれています。

個人的にはこのフリッツというのは面倒くさそうな、古いタイプの
おっさんなので、今の時代ではあまり好きになれない感じかな(笑)。
自分の在任期間で業績を挙げたかったのか?と思う描き方もあり
ちょっと心理的距離が縮まらない主人公ではありましたが、
最後に情の厚さをみせ、「自分は負けない」という強い意志表明
をされていて、少しホッとしました。

前の作品でも描かれていましたが、今でこそアイヒマンは
犯罪者として共通認識がありますけど、当時はまだナチスの
残党が多く残っており、捜査するという事自体に大きな困難が
伴ったんだなぁ、ということを再認識する事にもなりました。

直前に観た1本がヘビーすぎて、序盤は気持ちがなかなか
追いつかなかったです(笑)。