1本目が終わってそのまま残って2本目です。

ニュートンナイトニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男
監督:ゲイリー・ロス
出演:マシュー・マコノヒー、ググ・ンバータ=ロー、マハーシャラ・アリ
【あらすじ】 
1863年、南北戦争で二つに引き裂かれたアメリカで、ニュートン・ナイトは甥の遺体を家族に届けようと南部軍を脱走する。故郷で仲間の農民たちから農作物を奪う軍と衝突したニュートンは、追われる身となって湿原に身を隠す。そこで出会った黒人の逃亡奴隷たちと友情を築いたニュートンは、黒人と白人が一つになった前代未聞の反乱軍を結成し、自由のために立ち上がる―。農夫から奇跡の英雄となりアメリカ南軍に反旗を翻した伝説の男。10年の歳月をかけて製作に至った感動の実話。



観てみたいとは思っていたのですが、上映時間が長めの作品で
明らかに重い内容だと思ったため、なかなか腰が重く・・。
こちらも、来週金曜日で上映が終わってしまうため、
やっと観に来たのでした。



 
始まってすぐ「やばい」と思いましたよね。
南北戦争のシーンからなんですが、あまりに映像がエグいから。
顔が吹っ飛ばされる、足を切断するシーンや吹っ飛ばされた足の断面や
戦場で亡くなった兵士の内臓が飛び出し、獣たちがそれを貪るシーンとか
エグイのなんのって・・・。
人に比べて格別 グロいシーンが弱い訳ではないと思っていますが
過去に、あまりにもグロいシーンが続くと、貧血になってしまって
観ていられなくなったことがある(ガチで冷や汗が出て、吐きそうになる)ので
「どうしよう・・これ、いつまで続くの?」と。

まあ、幸いにも数分でグロい戦場のシーンが終わったのですが
その後にもやたら人が死ぬ(殺される)シーンが多かったです。
まあ、戦争が背景にある作品なので、仕方ないんですけど。

「ニュートン・ナイト」と言う人を知らなかったのですが、
wikiにも項目が無いので、 必ずしも私の無知だけが理由ではなく
あまり脚光を浴びていない方なのでしょうね。

「英雄」と描かれていて、確かにそう言う側面もあるのだけど、
大きな理想を掲げて民衆を引っ張っていった・・と言うよりは
自分が嫌な事はしたくない、相手が誰でも自分が許せない事は許せない、
自分が大切に思っている人を守りたい、という彼自身の個人的な
思いがベースになっていて、結果的にリーダー的な立場を
担う事になった、という感じですね。 
だから相手の気持ちも尊重し、去る者は追わない。
黒人だから、とかっていう事も関係なく、あの時代の南部において
フラットに黒人と付き合えあるっていうのも、すごいですよね。

ただ、あれから80年以上も経っても差別が撤廃されていなかった
という事実と、例えばKKKなんかは今も活動している訳であって、
なんだかアメリカの闇を見せつけられたような気がして、
観終わって私までどよ〜んとしてしまいました。
仕方なかったんだろうな、と頭では思うんですけど、どうして
殺しあう(戦争)方法でしか、戦えないんだろうなぁ、と。
結局は憎しみの連鎖が続くだけなんじゃないですかねぇ。
アメリカでの銃規制が進まないのは、こういった歴史も影響してますよね、きっと。