私も映画は一人で観に行くのが基本なのですが、今回は
珍しく友人から映画のお誘い。
友人が土日は難しいとのことなので、平日のレイトショーとなりました。

ララランドLA LA LAND
監督:デイミアン・チャゼル
出演:ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン 他
【あらすじ】 
夢追い人が集まる街ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働くミアは女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。ある日、ミアは場末のバーでピアノを弾くセバスチャンと出会う。彼はいつか自分の店を持ち、本格的なジャズを思う存分演奏したいと願っていた。やがて二人は恋におち、互いの夢を応援し合うが・・・。


★第89回アカデミー賞受賞
<監督賞><主演女優賞><撮影賞><美術賞><作曲賞><主題歌賞>
最多6部門


とはいえ、最近は毎日相当忙しく、普通にしていたら、とても
20時に職場を出られる状態ではなく、必死に「逃げ帰る」ように
職場を出て、20:35の開映に間に合わせたのでした。 



 
へぇ・・というう感じかな。
いわゆる「ミュージカル映画」のジャンルはまあまぁ、観ている
方だと思いますが、今までのミュージカル映画とはちょっと
雰囲気が違っていますね。

オープニングこそ「ザ・ミュージカル」と言う感じですけど
思ったよりも歌が少なく、曲も歌い上げる感じではなくて、
呟くような歌い方をしているのが大きな要因かなぁ。
そしてストーリーは思った以上にファンタジーというか
メルヘンだったんですね。

売れない俳優であるミアが(ルームシェアらしいけど) 
オシャレな家に住んで、ドレスを着てセレブなパーティーに
出席してプリウスを乗り回すって、現実感ないし、
セバスチャンも定職のない癖にいい家に住んで、大きな車に
乗っていて、その金はどうしたん?と突っ込みたい(笑)。 

それでも、ミアが成功した後からはぐっと惹きつけられて
ジャズバーでのシーンからは、切なくなってしまいました。
もしかしたら選択出来たかもしれない別の人生と
別れ際のセバスチャンとミアの表情がとても良かった。

世の中が大絶賛する程のインパクトは私には無かったけど
それでもやっぱり、観て良かったな。
友人はラストにガッツリ泣いておりました(笑)。