今日はホットヨガは見送り、加圧トレーニングのみ。
終ってからミリオン座に向かいました。

わたしは、ダニエル・ブレイクわたしは、ダニエル・ブレイク
監督:ケン・ローチ
出演:デイヴ・ジョーンズ、ヘイリー・スクワイアーズ
【あらすじ】 
イギリス北東部ニューカッスルで大工として働く59歳のダニエル・ブレイクは、心臓の病を患い医者から仕事を止められる。国の援助を受けようとするダニエルだったが、複雑な制度が立ちふさがり必要な援助を受けることが出来ない。悪戦苦闘するダニエルだったが、シングルマザーのケイティと二人の子供の家族を助けたことから、交流が生まれるが・・・。

第69回カンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)受賞。


14時過ぎの開映で、整理券を買いに行ったのは11時頃。
すると既に整理券は30番オーバー。そして朝の上映は満席に
なっていた様子。ミリオン座で“満席”はそう簡単に出ません。
こりゃ混んでるだろうな・・と思っていましたが、やっぱり
満席に近い混みっぷりでした。




期待通りというか、期待以上でした。

イギリスの福祉制度については詳しくは知らないですけど
こんな側面が実際にあるんでしょうか。
日本のお役所仕事もたいがいだと思いますが、そうは言っても
ここまで画一的で上から目線ではないはずだし、そうあって欲しい。
それに対して、隣の家の若者や、職安で出会った若者、
ダニエルが逮捕される時に居合わせた男性など、一般の人には
思いやりが残っていて、救われる思いだし、行政に対する
痛烈な皮肉にも思えました。

私自身はありがたい事に、衣食住には困らず、定職もある
状態なので、フードバンクで空腹のあまりにケイティが
陰にかくれて缶詰を貪り、その後「ごめんなさい、ごめんなさい」と
泣きながら謝る様子に、人はそこまで追い詰められるものか・・と
正直衝撃を受けたし、思わず私まで泣けてしまいました。
ケイティもダニエルも決して怠けていた訳でも、楽をしようと
していた訳でもないのに、この袋小路感がたまらない・・。

どれだけケイティはダニエルの存在に助けられたんだろう
そして、ダニエルが居なくなる事で、どれだけ心細くなるだろう
と、倒れたダニエルの傍らで泣き叫ぶケイティをみて
心配になってしまいました。

そして、ケイティの読み上げたダニエルのメッセ―ジが
良かったなあ。尊厳があって、ダニエルの正直に生きようと
している姿が伝わってきて。ここでまた、泣いてしまいました。

うん、観て良かった1本です。