昨日、Twitterで絶賛されていた舞台。たまたま今日は上演時間に
名古屋市内に居て、予定もないし、ナンジャーレに興味もあるし
チケ代も安い(2,200円)ので、行ってみるか!という事で。

カッコンの竹コトリ会議「あ、カッコンの竹」ナンジャーレ
15:00開演、16:30終演
脚本・演出:山本正典
出演:牛嶋千佳、要小飴、若旦那家康、大石丈太郎、野村由貴、藤谷以優、まえかつと、三村るな、本田椋
【あらすじ】
未来。宇宙人は僕らの国の真ん中をやさしく乗っ取った。僕らは旅行会社の企画で海へ逃げた。三ヶ月後、船の上。米が尽きた。日本を愛するマイケルが、舳先にシシオドシを作って言った。この心地よい音は、鳥や魚を呼んでくる。私達はその恵みを戴くんだ。皆泣いた。でも僕は知っている。シシオドシというのはその音で、害獣を追っ払う為に発明されたものだ。日本を愛するマイケルが皆と握手を交わす。差し出されたその右手。さあ、僕も泣けばよいのか(Corich 舞台芸術より引用)



コトリ会議は2007年に旗揚げした大阪の劇団とか。
今回はSFだという事で、イキウメみたいな感じかなー
と勝手に想像して参りました。
ナンジャーレは「名古屋駅」が最寄と言うが、名古屋駅の西口
から10分以上かかり、一番の最寄駅の亀島からも、結構な距離を
歩いた住宅街にあります。
ビルの2階まで上がり、そこで下足を脱いで、階段で4階へ・・。

名古屋の小劇場と言えば、七ツ寺共同スタジオが有名ですが
昔、同僚が劇団をやっていて、ひまわりホールや池下のビル内の
小劇場や(確か今はもう無いと聞いた気がする)、長久手にも
(長久手文化の家ではなかった。駅からめっちゃ歩く)行った
記憶がありますが、ナンジャーレは初めてです。




 
このサイズの劇場の割には、ちゃんとセットも作られていました。
そうかー、皆は絶賛するんだなー、この舞台。というのが
素直な感想です。

面白くない訳じゃないし、役者さんたちは思った以上に良かった。
ちょっと素人っぽい感じの人も居ましたけど、総じて役者さんは
満足感高め。特に“野お母さん” は得体の知れない感がハンパなく
不気味でもあり、不思議な包容力も感じて良かったです。

人がよく死ぬためにやってくる竹林。樹海かよ、って所での
お話です。そこに住む人、そこに来る人。死ぬ為に来たのに、
実際に死んだり、死ぬ人を見たりして、改めて生きる事について
考える人たち。
睡眠薬自殺を図ったご夫婦のラストにはなかなかホッコリと
させられました。何でもない生活の大切さを思い知らされるというか。
獅子脅しの音って、哀しい音だな、と思わされます。
そして、竹林に入る事があると、ちょっと怖くなるだろうな、
この舞台を観た後は(笑)。

ただ、そこに宇宙人だったり、色々な要素が詰め込まれているので
少々消化不良になっちゃった感じです、私は。

そして今回思ったのは、私はこれぐらいのサイズの劇場が、私は
意外と苦手かもしれない、という事。Too Closeで息がつまるんです。
スズナリもあまり得意じゃないんですよね。アトリエヘリコプターは
ギリギリOKな感じ。 舞台の世界はあくまでフィクションなので
そこそこの距離感でその世界を楽しみたいというか。
なので、新国立の小劇場とか、レッドシアターぐらいが好き。

座席が座布団は敷いてあるものの、ほぼクッション性が無い
ものだから、現在、絶賛腰痛持ち中の私は、後半はもう腰が痛くて
でも狭くて体も動かせなくて、冷や汗が出そうでした(笑)。
アフタートークもあって、せっかくだから聞きたかったけど
更に20分座っていられず、諦めちゃった。