東京で2度観た舞台ですが、大阪まで観に来ましたよ(笑)。
少し会社に行って、仕事をしてから梅田に向かおうか・・と
思っていたのですが、「もう、休んだら?」と口を揃えて同僚に
言われて、ありがたく休ませて頂きました。

王家の紋章大阪「王家の紋章 」梅田芸術劇場メインホール22列
13:00開演、16:00終演
原作:細川智栄子あんど芙〜みん「王家の紋章」
脚本・作詞・演出:荻田浩一 
作曲・編曲:シルヴェスター・リーヴァイ 
出演:浦井健治、宮澤佐江・新妻聖子[Wキャスト]、宮野真守・平方元基[Wキャスト]、伊礼彼方、愛加あゆ、出雲綾、矢田悠祐、木暮真一郎 、濱田めぐみ、山口祐一郎 他
【あらすじ】 
 16歳のアメリカ人キャロル・リードは、エジプトで大好きな考古学を学んでいる。ある日、古代エジプトの少年王・メンフィスの墓の発掘に立ち合う。古代エジプトへのロマンに沸き立つキャロルの前にアイシスという謎の美女が突然現れる。アイシスは古代エジプトの神殿の祭司でメンフィスの異母姉。メンフィスの墓を暴いたことによる祟りを起こすため、現代に現れたのだ。彼女の呪術によって、キャロルは古代エジプトへとタイムスリップ。キャロルの金髪碧眼に白い肌、現代の知恵からエジプト人達に、“ナイルの娘”“黄金の姫”と崇められ、メンフィスからも求愛を受ける。強引で美しい若き王メンフィスに反発しながらも心惹かれてゆくキャロル。だが、メンフィスを愛するアイシスより命を狙われ、ヒッタイト王子・イズミルからも求愛されるなど、2人の間には数々の困難が立ちふさがる。果たしてメンフィスとキャロルの運命は―。



キャスト表
できれば、イズミルは平方君で観たかったんですけどね・・
宮野さんが嫌という訳でなく、この組合せは既に観たので。

大きな意匠
劇場に入ってすぐの左手、階段の下の所にある大きな意匠。
でも、新感線の時のような巨大なものではありませんけど。

ザックリした感想はこちら↓。






個々の役者さんたちの演技が熟してきたなーと言うのが第一印象。
DVDの収録も終わっているので、自由度が高くなったのかしら?

観る側も3回目なので余裕があって、細かい点まで目が届いた

(席も後方で全体が見渡せた)という事もあると思いますが。

 

キャロルに自分の足に接吻させようとする時のメンフィスは、玉座で

アイシスとイチャイチャしているし、キャロルは最初の頃から、気づくと

メンフィスを目で追っていたりするし、「エジプトが気に入りましたの」

と言うミタムン王女に、「エジプトで生涯をすごされるか?」と言うメンフィスは

なんか・・・敢えて相手に気を持たせているようで、ちょっと色っぽかった。

アイシスが手に持っていた貢物の宝石をメンフィスが取り上げて

キャロルに差し出した時のアイシスの哀しそうな顔も印象的だし、

細かい演技を見ていると本当に楽しくなっちゃって。

 

そして、やっぱりキャロルが新妻さんだと歌の迫力は無問題。

浦井君とのデュエットも、濱田さんとのデュエットも聞き応えバッチリです。

今回は浦井君も「王子ではなく王」を意識したと言っていましたので

太めの声で歌いあげる曲が多い感じかな。

 

そういえば、「腕ポキ」が再演で無くなっていましたね、忘れてたけど。

原作ではあのエピソードは効果的だったと思いますけど、この短い

尺での舞台版では、個人的には無くてもOKかなーと、改めて思ったり。

 

メンフィスはより傲慢になっていて、現代から再度戻ってきた後に

キャロルを抱きしめる優しさが際立っていたし、

ライアン兄さんが妹を探す必死さ、見つからないもどかしさは、

より増していたように感じます。

ルカは初演の時はもっとピュアな感じがしていたけど、曲者感が

出ていたし、宮野さんのイズミルは初演の時のように力で押してくる

だけじゃなくて、自分の想いに苦しんでいる様子が、より伝わってきました。

キャロルとアイシスに関しては、いい意味でブレてないというか。

さすがな安定感がありました。

事前にインタビュー記事などに目を通していたという事も影響しますが

キャロルとアイシスって、同じ人を愛した女性という事で、対比して

演出されているよな、というのも印象に残ります。

 

あと、やっぱり生のオーケストラはいいよねぇって思います。

梅芸のオケピは狭すぎて、27名編成のオケが入りきらず、オケピの他に

奈落と別室の3か所に分かれて演奏されているのだそうですけど。

(帝劇でも打楽器は奈落に居たそうですけどね)

 

私の観劇予定はもう1回。

諸々の事情で、4回中3回が、新妻&宮野という組み合わせになって

しまい、平方イズミルが観られないのだけが心残りでございますが、

結構この作品、クセになってしまっていまして()、観れば観るほど

ハマってしまった感じでございます(^-^;
まあ、「観れば観るほどハマる」っていうのが、舞台として良い事
なのかどうかは、置いておいて(笑)←裏を返せば「何度か観れば」ハマるという事
「ありえねー」という世界をポジティブに楽しむという(笑)、
少女マンガを見る気持ちでキャストの皆様を、あと1回、愛でに
行きたいと思います〜。