仕事帰りにTLを遡っていて、小さな新聞記事に目が留まりました。
小峰リリーさんが、多系統委縮症でお亡くなりになったというものでした。

芝居を観て「衣装が素敵だな」「照明がキレイだな」「セットが凄い」
等と思うとスタッフ名を確認する事が多いのですが、その中で何度も同じ
お名前を目にして覚えてしまう方がいらっしゃいます。
小峰リリーさんはまさにその一人でした。
新感線や蜷川シェイクスピアの衣装と言えば、小峰リリーさんが
定番になっていたと思います。

自分自身が、ここ数年の新感線にあまり興味を持っていなかった事や
蜷川シェイクスピアの上演が止まってしまっていた事もあって、
そう言えば小峰リリーさんのお名前を目にしなくなったな、と思ったのは
「髑髏城の七人」の衣装を、小峰さんが手がけていない事に気づいた時です。
まさかお亡くなりになるとは・・・。

好きだったんですよねー、小峰さんの衣装。
新感線の衣装も好きでしたし、蜷川シェイクスピアの衣装も好きでした。
ファーを贅沢に使った、リア王の衣装はとても新鮮でした。
まとまった資料が無いので分かりませんが、小峰さんが衣裳を手がけた
舞台は相当な数を観ていたんじゃないかなぁ。
過去のフライヤーを観なおしてみたら、シェイクスピアは「尺には尺を」、
新感線は「Vamp Bamboo Burn」まで衣裳を担当されていたようです。
(「アテネのタイモン」はまだ手元に本チラシが無いので不明)

どんどん寂しくなっちゃいますね。