まだ感想を書けていない舞台も沢山ありますし、そもそも今日が
今年の観劇納めだった訳ですが何とか年が変わる前に2017年の
総括しておきたいと思います。
感想は、自分の記録なので遅くなっても追々書いていく予定。
映画は別エントリーでまとめたので、それを除いた舞台関係です。


≪みんみんの観劇ラインナップ in 2017年≫
<1月>4本
スルース〜探偵〜@名古屋市民会館
■「足跡姫」〜時代錯誤冬幽霊〜@東京芸術劇場プレイハウス
■壽新春大歌舞伎@新橋演舞場

<2月>5本
陥没@シアターコクーン
ロミオ&ジュリエット@赤坂ACTシアター
ザ・空気@穂の国とよはし芸術劇場PLAT主ホール

<3月>6本
ハテノウタ@ABCホール
ロミオ&ジュリエット(2回目)@梅田芸術劇場メインホール
炎 アンサンディ@シアタートラム
不信〜彼女が嘘をつく理由@東京芸術劇場シアターイースト
令嬢ジュリー@シアターコクーン
死の舞踏@シアターコクーン

<4月>6本
白蟻の巣@穂の国とよはし芸術劇場PLAT主ホール
城塞@新国立劇場小劇場
エレクトラ@世田谷パブリックシアター
あ、カッコンの竹@ナンジャーレ

<5月>8本
エジソン最後の発明@アートピアホール
ハムレット@兵庫芸術劇場
フェードル@刈谷@刈谷市総合文化センターアイリス
王家の紋章(3回目)@梅田芸術劇場メインホール
マリアの首@新国立劇場小劇場
60'sエレジー@シアターサンモール
「髑髏城の七人」Season花(1回目)@IHIステージアラウンド東京
王家の紋章大千秋楽(4回目)@梅田芸術劇場メインホール

<6月>6本
非常の階段@穂の国とよはし芸術劇場PLATアートスペース
天の敵@ABCホール
「髑髏城の七人」Season花(2回目)@IHIステージアラウンド東京
平成中村座/昼の部@平成中村座
平成中村座/夜の部@平成中村座

<7月>8本
子どもの事情@新国立劇場中劇場
怒りをこめて振り返れ@新国立劇場小劇場
怪談 牡丹燈籠@すみだパークスタジオ倉
「髑髏城の七人」Season鳥(1回目)@IHIステージアラウンド東京
Penalty killing remix version@穂の国とよはし芸術劇場PLATアートスペース

<8月>8本
東京@東京芸術劇場 シアターウェスト
プレイヤー@シアターコクーン
@サンシャイン劇場
「髑髏城の七人」Season鳥 (2回目)@IHIステージアラウンド東京
■八月納涼歌舞伎/三部@歌舞伎座
きゅうりの花@ABCホール

<9月>10本
ΛΛΛ かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと─@穂の国とよはし芸術劇場PLATアートスペース
あっこのはなし@穂の国とよはし芸術劇場PLATアートスペース
夜、さよなら 夜が明けないまま、朝 Kと真夜中のほとりで@穂の国とよはし芸術劇場PLATアートスペース
Glorious!@DDD青山クロスシアター
CRIMES OF THE HEART―心の罪―@シアタートラム
謎の変奏曲@世田谷パブリックシアター
ワーニャ伯父さん@新国立劇場小劇場
デスノートThe Musical@新国立劇場中劇場
幻の国@The Pit 昴
レ・ミゼラブル@中日劇場

<10月>5本
トロイ戦争は起こらない@新国立劇場中劇場
人間風車@東京芸術劇場プレイハウス
「髑髏城の七人」Season風@IHIステージアラウンド東京
関数ドミノ@本多劇場
錦秋名古屋顔見世/夜の部@名古屋市民会館

<11月>7本
プライムたちの夜@新国立劇場小劇場
■ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ@世田谷パブリックシアター
■ちょっと、まってください@本多劇場
■吉例顔見世大歌舞伎/夜の部@歌舞伎座
■リチャード3世@名古屋市民会館
散歩する侵略者@ABCホール

<12月>12本
荒れ野@穂の国とよはし芸術劇場PLATアートスペース
■十二月大歌舞伎/第一部@歌舞伎座
■十二月大歌舞伎/第二部@歌舞伎座
熱狂@東京芸術劇場シアターイースト
あの記憶の記録@東京芸術劇場シアターイースト
斜交@草月ホール
この熱き私の激情@穂の国とよはし芸術劇場PLAT
欲望という名の電車@シアターコクーン
The Beauty Queen of Leenane@シアター風姿花伝
アテネのタイモン@彩の国さいたま芸術劇場
ペール・ギュント@兵庫芸術劇場
感想が書けているものは、個別記事にリンクが貼ってあります。
まだ感想が書けてない舞台が何て多い事か・・・(溜息)。


《番外編(芝居でも映画にも分類されないもの)》
ま、このカテゴリーが浦井健治で溢れるのは、例年通り(笑)。
とはいえ、ここ最近のトークイベントは見送ってばかりですが。



去年の観劇数が68回で、今年が 85回ですから、17本増えました。
去年18本減らしたけど、結局元に戻った訳ですね(笑)。
まあ、本数を決めて観てる訳じゃないので、仕方ない(爆)。
今年のリピートは「ロミオ&ジュリエット」と「王家の紋章」、
「花髑髏」「鳥髑髏」。「王家の紋章」をバカみたいにリピり
ましたが、まあ、良しとしましょう(笑)。
演目としては79本とうことになりますね。

今年も頑張って詳細を書き出してみました♪
ご興味のある方だけどうぞ。

 


 
【どこで観たかというと】
 東京:54 (63.5%昨年比+7%  ←埼玉含む
 名古屋:21 24.7%昨年比-8.7%  ←豊橋、刈谷、岐阜含む
 大阪:10本 11.8%)昨年比+1.8%  ←兵庫含む
そもそもここで挙げた「名古屋」の数も減っているのですが、
この21本のうち11本が豊橋とか刈谷。
つまり、純粋な名古屋は10本だけで、大阪で観た本数と同じって・・。
昔は「カリグラフィーの教室のために上京し、そのついで
教室の後にマチソワして、夜行高速バスで帰宅」が定番だったのに、
いつの間にか「毎月1回は上京、1泊または2泊」が普通になってる。
・・・慣れと言うのは怖いものだ。

劇場では、穂の国とよはし芸術劇場が9回で最多、新国立劇場が8回
歌舞伎座と、世田谷パブリックシアター/シアタートラムも7回、
シアターコクーンとIHIステージアラウンド東京がそれぞれ5回でした。
とはいえ、初めて行く劇場も多かったので、どこかに集中して出没
していた、という印象は豊橋を除いて、あまりありませんでした。

東京へは14回29日。今年はめっちゃ遠征した!と思ったら、上京回数
自体は昨年の方が多かったのですが(15回)、今年の方が4日多かった。
つまり、一度遠征したら、滞在が長かったという事ですね。
結局、今年の方が遠征が多いって事じゃん(爆)。


【観た舞台の内容】
 ストレートプレイ全般:58本(68.2%)昨年比 +5.9% 
 歌舞伎等の伝統芸能:15本(17.6%)昨年比 -7.1%
 ミュージカル・音楽劇:11本13.0%)昨年比  ±0%
 朗読劇:1本(1.2%)  0本(0%) 昨年比 +1.2%
歌舞伎は、結構観た気がするんですけど、意外と少なかった・・。
そう言えば、今年は文楽を観に行く機会が無かったですね。
ミュージカルは昨年と同じぐらいの割合ですが、11本観たうちで
新作は「ビッグ・フィッシュ」と「グレート・ギャツビー」
の2本だけでしたねぇ。


【お気に入りの作品】
 「陥没」
 「60'sエレジー」
 「「髑髏城の七人」Season鳥」
 「プレイヤー」
この4作は甲乙つけがたい。それぞれタイプが違う作品ですので。
どの作品も泣いたり、笑ったり、驚いたりと感情が大きく
動かされましたけど、どれも観終わった後に「はぁー」と
言葉が出てしまうような印象に残る作品でした。
この中で、1本だけもう1度観られるなら「60'sエレジー」を選ぶかな。
重厚な作品が多い劇チョコっぽくない感じもしますが、ラストに
ぶわーっと素直に泣けました。

<次点>
 「天の敵」
 「怪談 牡丹燈籠」
 「謎の変奏曲」
 「幻の国」
 「散歩する侵略者」
 「炎 アンサンディ」
いずれも良かったのですが、「天の敵」「散歩する侵略者」は
既に観て知っていたので、新鮮味という点で分が悪かったかな。
いずれも、上のカテゴリーに入れるか、この「次点」カテゴリーに
入れるか迷った作品です。


【今年初めての経験】 
・IHIステージアラウンド東京
・ナンジャーレ
・シアターサンモール
・すみだパークスタジオ倉
・あうるすぽっと
・DDD青山クロスシアター
・The Pit 昴
・相生座
・草月ホール
・シアター風姿花伝
・劇団昴
・コトリ会議
・アマヤドリ
・風琴工房(来年からserial numberに改名)
・マームとジプシー
・ナショナル・シアター・ライヴ
・ライブビューイング
今年は初めて行った劇場が10か所もありました!その殆どが
交通の便が宜しくない小劇場。(まあIHIも交通の便が悪いけどさ)
初めての劇団も幾つも観ましたが、風琴工房(serial number)
に関しては、機会があれば来年以降も積極的に観ていきたいですね。
それにしても、この期に及んで、「初めて」がこんなにも(笑)。



今年も観たい作品を欲望のままに観てきましたが、今年は
私にとってちょっとした観劇でのターニングポイントになる
年だったような気もします。
元々その傾向はありましたが、より「小劇場」の作品に興味が
向かい、その結果「初めて行く」劇場や劇団が増えた気がします。
チケット代が4,000円以下の舞台は13本(昨年は4本)もあったし
2000円台のチケットも結構あった気がします。
大きな劇場で観劇をする事が多かったので、チケットが当日
精算だとか、自由席だとかって作品が多かったのも、新鮮で。

恐らく、この傾向は今後も続くだろうな、という予感。

今年は中嶋しゅうさん、小峰リリーさんと、作品を沢山拝見してきた
舞台人がまた去って行ってしまわれました。
しゅうさんは、お亡くなりになった時点でその後の2作品のチケットを
持っていましたから、そんな日が来るなんて、想像だにしていなくて。
仕方のない事とはいえ、やはり悲しい・・・。


いずれにしても、観たい作品を後悔なく観に行くためには
自分自身だけでなく、家族の健康と、職場や同僚の理解・協力など
条件が揃わなければならない訳で、いい歳してこんな生活を
送れることには、心から感謝。

既に来年の公演チケットも続々手配していますが、素敵な作品に
また出会えることを楽しみにしています。