「年末の実感がない」と言う事は「新年の実感が無い」とほぼ同義で
本当に「お正月」と言う感覚がなく、ただの連休といった感じ。
どうせセールも参加しないし、家に居ても腐りそうなので、
いつもの休日のように過ごすことにしました(笑)。

彼女が目覚めるその日まで彼女が目覚めるその日まで
監督:ジェラルド・バレット
出演:クロエ・グレース・モレッツ、トーマス・マン
【あらすじ】
ニューヨーク・ポスト紙で働く、若手記者スザンナ・キャハラン。仕事にプライベートに、最高に充実した人生を送っていた彼女に突然悪夢のような悲劇が降りかかる。よくある体調不良だと思っていたのが、正気と狂気の境界線をさまよう原因不明の病の兆候だった―。映画『エクソシスト』のモデルと言われる“悪魔祓いされていた病”の正体は「抗NMDA受容体脳炎」。世界で217人目の患者となった主人公スザンナの7ヵ月に渡る闘病生活と、彼女を支え最後まで生きる望みをあきらめなかった家族の勇気を描く感動の実話。《カナダ,アイルランド合作》


年末のうちに観ておきたかった1本ですが、年末は時間が無くて。
ホットヨガのレッスに行く前の時間で都合も良かったので
こちらを観てみる事にしました。




「難病の闘病記」の映画かと思っていたのですが(いや、間違ってはいない)
“闘病”と言うよりは、原因が発見されるまでの過程を描いた映画
とう事なんですね。
このスザンナ自身の書いた書籍はまさに「闘病記」なんでしょうが。

こういう病気って怖いですよね。
映画の中でも語られていましたが、同じ病気に罹患していたとしても
正しく診断されず、精神疾患として精神病に送られ、正しい治療を
行われなかったために脳細胞が破壊されてしまって・・と言う人は
きっといるはず。
あの位の年齢は統合失調症を発症しやすいとも聞きますので、
幻聴・幻覚が起きたら、そう診断してしまう医師が居るのも、
不自然ではないと思うのですが・・・。

頼りないと思われていたボーイフレンドの熱意が、主治医の一人の
心を動かし、その主治医の熱意で、今回治療にあたった医師が
診察をして、治癒に至ったという事なので、医療・医師の力も
すごいですが、やはり「何とか治してほしい」と思う周りの人の
力が生んだ結果と言う事になるのかな。

同僚がお見舞に来た時のシーンは泣けてきたけど、いい職場と
いい同僚たちで本当に良かったね、と思います。

映画としては比較的淡泊な作品だったとは思いますが、実話ベース
なので過度に演出も出来ないですし、こんな感じかな〜。
また今年も色々な映画に出会えますように。