夏休みの間に、もう1本ぐらい映画を観よう・・と決めていて
候補は何本かあったのですが、結局はこちらを観る事に。
「マンマ・ミーア!」を観た後に行ってきました。

オーケストラ・クラスオーケストラ・クラス
監督:ラシド・ハミ
出演:カド・メラッド、サミール・ゲスミ
【あらすじ】
移民の子供たちが多く集まる、パリ19区にある小学校へ音楽教育プログラムの講師としてやってきたバイオリニストのシモン。音楽家として行き詰ったシモンは、気難しく子供が苦手。楽器に触れたこともなく、いたずら盛りでやんちゃな6年生の彼らに音楽を教えるのは至難の業で、たちまち自信を喪失してしまう。しかし、クラスの中でひとり、バイオリンの才能を持った少年アーノルドと出会ったことをきっかけにシモンの人生が再び動き出す。感受性豊かな子供たちは音楽の魅力に気づき、演奏することに夢中になっていく。失敗や経験を重ねながら音楽をとおして少しずつ成長していく子供たち。そんな彼らに向き合うことで、音楽の喜びを取り戻していったシモンは、生徒たちと共に一年後に開かれるフィルハーモニー・ド・パリでの演奏会を目指していく……。《フランス》



平日だからだと思いますが、お客さんの年齢層がすごい高くて
ビックリです。そういえば「マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー」も
年齢層高かったですもんね。





うーん、悩んだもう1本の方を選べばよかったなぁ・・というのが
正直な気持ちです。
これ、以前上演された「ストリート・オーケストラ」に似ているのだけど
あそこまでではなくて(いろんな意味で)、小粒感がありましたねぇ。
無駄にドラマチックに仕立てなくてもいいとは思いますが、どうせ
フィクションなんだから、もう少し起伏があってもよくないか?と。
登場人物のキャラクターも今一つエッジが効いていない。

移民の子が多い地域の話、と言う事でしたし、「正しいフランス語も
話せないくせに」という喧嘩もあったりしたのですが、あまり
移民に伴う問題やトラブルが描かれる訳でもなく、先生の演奏家と
教師としての葛藤も描かれてはいるけど、割とサラッと解決しちゃうし
そもそも、何故そういう気持ちになっていったのか、と言う経緯が
伝わりにくいので、100分程度の作品だけど、時間が長く感じたな。

「つまらない」と言うか・・・、うーん・・・もう少し何とか
なったのでは?と言う感じでした。「ストリート・オーケストラ」
の方が断然面白かったですね。