昨年の食べた物記録は続く・・(笑)。京都旅行、2日目の晩ごはんです。
前回京都に行った時に訪問した「にこみ 鈴や」というお店を
友人(元料理人) がいたく気に入って何度も行っていましたが、お店の中に
「店長募集」という張り紙を見つけて「ねえ、辞めちゃうの?」と
店長に問いただしておりました。
なぜなら、友人はその店長の作る料理が好きで通っていたため、
「勝手に居なくなってもらっては困る」と(笑)。
その際に、独立する予定であるという事、時期や新店舗についてはまだ
きちんと決まっていないという事を聞き、「オープンするなら、必ず
連絡して!」と、友人は連絡先を渡しておりました。

「連絡して来ないかもなー」と半ば諦めていたころ、その店長さんから
新店オープンの連絡が来たとのことで、「ならば行きましょう!」と
また女三人で17時過ぎから押しかける事になりました(笑)。

もう・・・「これでもか」と言うぐらい分かりづらいというか、
人がやっと一人通れるような路地を抜けると、お店があります。
隠れ家感がダダ漏れです(笑)。京都ではこれは普通なんでしょうか。。
細い路地の奥に店、路地の手前に小さな看板あり
お酒と料理 うり2018年11月20日オープン
住所:京都市下京区足袋屋町317-15
電話:075-344-7899
営業時間:17:00〜23:00(月曜定休)



お店はカウンター(5席ぐらい)にテーブル2卓ぐらいの
こじんまりとしたお店です。2階にも個室はある様子。
私たちは予約していましたので問題ありませんでしたが、
前のお店の常連さんと思しき方が次々と来店されては
満席で諦めてお帰りになっていました。
「今日は満席ですけど、いつもこんなじゃないですよ」と
星野源似のご主人は笑っていらっしゃいましたが。

「にこみ鈴や」でも見かけた女性スタッフさんが一人この「うり」に
いらっしゃいましたよ。可愛らしくて、この子も昨日の「燕」の
スタッフさん同様、とても気の付く気持ちの温かくなるような子です。






「にこみ 鈴や」を思い出すような、おでんから。
おでん
食べまくっているので、私は少々控えめに、大根と生姜天のみ。

鴨と菜っ葉
水菜のシャキシャキ感も残りながら、鴨は固くなっておらず
出汁が本当によく効いていて美味しい。

からあげ
真鯛のから揚げ。鱗まで揚がっているのだけど、鱗の食感も
面白いですねぇ。

人参テンプラ
個人的には凄いヒット。人参のかき揚げ。
人参の根菜部分だけじゃなくて、葉っぱも一緒にかき揚げに
してあるのですが、しっかり揚げてあって、葉の部分はカリカリ、
実はまるでイモのようにホクホクしていて美味しい!

おでん茶漬け
「にこみ鈴や」の締めはカレーでしたが、こちらは、おでんの
お出汁を使ったお茶漬け。
魚を焼いて身をほぐしたものが乗っています。
イクラは「乗せちゃえ♪」とノリでトッピングしてくれたものなので
こういう状態がデフォルトかどうかは、ちょっと疑問(笑)。
実は既にお腹いっぱいだった私は、このお茶漬けはパスしました。
一口だけ食べさせてもらったのですが、「満腹でも頼むべきだったかも」
と思うほど、美味しかったです。


前に勤めていたお店の時とは、ちょっとご主人の雰囲気も違っていて
(「料理人」オーラがすごい出てた)お料理が出来ていく様子を
カウンターで見るのも楽しい。
お店の内装なども、ご主人自身がDIYで工夫された所も多いらしく
とても愛着を持っているという感じが伝わってきました。
ここもなー、名古屋にあったら一人でも通いたい店だわ・・。