昨日スケジュールを詰めまくったのは、今日ゆっくり過ごすため。
楽しみにしていたミュージカルの観劇です。

ロミオ&ジュリエット「ロミオ&ジュリエット」
刈谷市総合文化センターアイリス・大ホール 16列
11:30開演、14:40終演
脚本:ジェラール・プレスギュルヴィック 演出:小池修一郎
出演:古川雄大、木下晴香、三浦涼介、平間壮一、渡辺大輔、大貫勇輔、春野寿美礼、シルビア・グラブ、岸祐二、宮川浩、秋園美緒、姜暢雄、石井一孝、岡幸二郎
※あらすじは省略していいですか(笑)。



個人的事情で初演は観られていないのが残念ですが、再演・
再々演と観てきました、時にはリピって(笑)。
突っ込みどころ満載ではありますが、それでも楽曲が大好きで
ハマっている作品です。公演ごとに無条件で観に行っている
ミュージカルは、今の所この作品とレミゼぐらいですから。

今回は初めての愛知公演で、遠征しなくて済むので助かります・・。
刈谷では3日間5公演。
キャスト的に、古川ロミオ&木下ジュリエットが譲れなかったので、
この日の公演一択でした。







昨年観た時と、今回は同じ演出なのですね。衣装も基本的に同じで。
あの(個人的には)くだらないAEDネタもそのままでした(爆)。

今まで観たロミジュリは4回ですが、古川ロミオ3回、大野ロミオ1回。
敢えて狙ったわけではないのですが、結果的に、古川ロミオの成長を(?)
観つづけてきた、という感じになってしまいました(笑)。
実際に、初めて観たときと比べると、ずいぶん雰囲気が(いい意味で)
変わったなぁ、と思うし、今回は「これが古川ロミオです」というものを
提示されたというか、個性を感じたな、と思います。
何ていうんでしょうね、草食男子と言うか、穏やかで心優しい青年
という感じ。

古川君と言えば、「声量が足りない」という印象が強かったのですが
今回はあまりそこについては気にならなかったな、と思いました。
また敢えて古川ロミオを選んだのは、彼のダンス。
この作品はダンサーの「死」との絡みもあるので、やはりダンスの
上手い人の方が、見応えがありますから。
しかし、登場してきたときのキラキラ感はハンパないですね(笑)。
今回は会社の後輩も観に行っており、ロミオの登場シーンで立ち止まる
通路の近くの席だったので、ガン見が出来たそうですが
「久しぶりにキラキラしたものを観た」
と申しておりました(笑)。

あとは、木下ジュリエットは安定のクオリティです。
歌もうまいし、芝居心もあるし。葵わかなさんは観ていないので
比べることはできませんが、十分満足させて頂きました。

改めて思うのは、この作品は原作から枝葉はバッサリ切り捨てて
スピーディーにどんどん進んでいく、ドライブ感のある舞台だな、
という事です。(パリスの扱いが雑ですが(笑))
時にそこが物足りなく感じることもあるんですが、若者が一時の
情熱で突っ走る・・という部分にも重なり、また見る側が飽きずに
観られるんですよね。
前回は、神父様がいろんなアドリブをロミオに仕掛けて
いくのが長くて流れが止まるので「要らんわ、このアドリブ」と
思いましたけど、今回はその辺りも全く無くてスムーズでしたね。

そしてやっぱり「死」がいいです。
結果的に「死」は大貫さんしか観たことが無いんですが、元々の
原作にも常に付きまとっている「死」への不安感のようなものが
具現化して上手く表現されていると思いますし。
改めて、ジュリエットが薬を飲むシーンでは、「死」は居なかったな
と気づいたりね。
大貫さんの、人並み外れた身体能力と、重力を感じさせないような
動き、感情が全く見えない表情、神出鬼没感が素晴らしかったです。

脇のキャストの盤石さと言ったらないですし、楽曲は大好きだし
遠征しなくても観られて、本当にラッキーでした。
もう古川君はロミジュリは卒業かもね・・なんて思いますが
誰が出演したとしても、また上演時には観に行きたいと思う1本です。


ただ一つだけ言いたいのは、タイトル文字に関しては、ちゃんとした
カリグラファーに書いてもらうなり、きちんとタイポグラフィーの
知識がある人に依頼すべきと思う。フラクチュア体のような、ゴシサイズド
イタリック体のような記憶ですが、文字そのものもですが、文字間がねぇ・・・。
あれが開演前に「どーん」と投影されていると、安っぽく見えてしまって
残念でしかないです。