前回の遠征、早朝に東京に到着して朝ごはんを食べた後、
少し買い物をしてから、同じく有給を取って名古屋から当日
移動してきた友人と、渋谷のスパイラル5階で待ち合わせ。

看板
櫻井焙茶研究所
東京都港区南青山5-6-23 スパイラルビル 5F



友人が一人で行こうと予約をしていた所に、便乗した(笑)。
スパイラルなんて滅多に来ないんですが。

銀座の「higashiya」や、都立大学駅近くにある「八雲茶寮」も
同じ会社の経営のようですが、この友人と一緒に行っていますね。

お店は大きなガラスで眺めもよく、すっきりした内装。
カウンターのみでBGMなども無く、静寂さを楽しむような造りです。
二人連れは私達だけ。
後は、おひとり様の女性が3人(しかも二人は外国人)でした。





今回は悩みましたが、お茶のコースを頂くことに致しました。
(決めきれなかったので・・)

まずは出た!玉露から(笑)。
玉露の一煎目と二線煎目
左が一煎目(写真にはないけど、黒豆しぼりが付いてます)
右が二煎目。

目の前で淹れてくれます
白衣を着たスタッフの方が目の前で淹れてくださいますよ。

玉露はねー、鼻血が出そうにパンチがありますよね。
たったこれだけなのに、一口では飲めない(笑)。
お茶というよりは、出汁っぽいし。
二煎目になると、ちょっとマイルドになって、いわゆる
「お茶」らしい風味も出てきます。

次は緑茶。
木の芽と柑橘でフレーバーを足して
淹れたてを急速に冷やして冷茶で。
お茶は木の芽も一緒に入れて風味をつけ、柑橘の皮を
絞って香りもつけてあります。

白ポン酢で頂きます
こちらはお茶の出がらし。(「出がらし」って言っていいのか・・)
白ポン酢をかけて頂きます。
普通にお野菜の惣菜のように頂けるのにビックリ。

ほうじ茶は茶葉を選べます
ほうじ茶は、この中から好きなものを選ばせて頂けます。
九州のお茶、静岡のお茶、埼玉のお茶。
埼玉が珍しかったので、私はそちらをチョイス(一番奥)。

一杯ずつ急須のような入れ物で焙煎してくれて、焙煎直後の
お茶の葉の香りも嗅がせて貰えますよ。
ほうじたてのお茶を2煎。漬物とともに
友人は別のお茶を選んだのですが、色も違うし味も違う。
一煎目と二煎目の味の変わり方も違う・・って言うのが
とても興味深かったです。
ちなみに私が飲んだお茶は、野趣を感じる力強い味でしたね。

お抹茶と共に
最後は、いくつかあるお生の中から好きなものを選び、お茶は
お抹茶で〆となります。(お茶は撮り忘れた・・・)


固形物は本当に一口ずつだし、お茶だって決して量が多い訳
ではないけど、お腹もいっぱいになりました。
この後で観劇の予定もあったので、急ぎめで進めて頂いて、
1時間ぐらいで終われるようにして頂く事になりました。
(逆に言うと、通常であれば1時間では無理があるという事)

日本茶と言えば、ずいぶん前に三軒茶屋の「東京茶寮」に
行きましたけど、あちらは自分で飲むお茶の種類を選べたけど
こちらの方が、より洗練された感じでしたね(お値段もですが(笑))。
まったく、同僚たちが仕事している時に私たちは表参道で
優雅にお茶だなんて・・思わずニヤケちゃうじゃない(笑)。

この店は夜もお酒が頂けるらしく、それもまた魅力的だな〜なんて。
東京は本当にオサレなお店が多いです(笑)。