遠征2日目、朝ごはんを摂ってから向かったのは初台です。
初めて観る「少年王者舘」。名古屋の劇団なんだそうです。
これだけ舞台を観ているのに、地元の劇団って殆ど知らなくて
何だか「ごめんなさい」って気持ちですが(笑)。
少年王者舘「1001」新国立劇場小劇場 C4列
13:00開演、15:15終演 作・演出:天野天街
地方劇団だし、チケット売れるのかな?と思っていましたが
ところがどっこい。いつもと同じようにチケットを取っていて
こんなに後ろの席になったのは初めて。
売切れも続出していたようで、単純にすごいなーと思いますね。
初めて観る「少年王者舘」。名古屋の劇団なんだそうです。
これだけ舞台を観ているのに、地元の劇団って殆ど知らなくて
何だか「ごめんなさい」って気持ちですが(笑)。
少年王者舘「1001」新国立劇場小劇場 C4列
13:00開演、15:15終演 作・演出:天野天街
【あらすじ】
1、ある・0、ない・0、ない・1、ある、
1、ある・0、ない・0、ない・1、ある、
あるけどない、ないけどある。二進法に置き換えられた世界。
生死を賭けて終わりなき物語を紡ぎ続けたシェヘラザードの話法を借り、少年王者舘が今まで吐き出した数々のエレメントを、撹拌させ、混沌させ、融合させ、分裂させ、物語の中の物語の中の物語の中の物語の中に詰め込んで、ヒトのまばたく間に現出させる、魔法のような、量子論的千夜一夜物語。
地方劇団だし、チケット売れるのかな?と思っていましたが
ところがどっこい。いつもと同じようにチケットを取っていて
こんなに後ろの席になったのは初めて。
売切れも続出していたようで、単純にすごいなーと思いますね。
きっと個性的なんだろうな・・と想像はしていましたが、確かに(笑)。
何となく、マームとジプシーの藤田さんと野田秀樹さんの
特徴を両方持っているような、そんな印象を受ける舞台でした。
こちらの劇団は名古屋だと「七ツ寺共同スタジオ」あたりでの
公演が多いようですから、100席もないような小劇場。
そう考えると、今回はすごく大きな劇場に進出したって感じに
なるんでしょうね。
そんな思いが、前方の座席を潰して大きく取ったアクティングスペースと
大がかりなセットに反映されている気がしますね。
(とてもじゃないけど、七ツ寺にあんなセットは入らないはず(笑))
デフォルトが分からないので何とも言えませんが、演者も多い。
まず印象的なのは、場内アナウンスも含めたリフレインの多さ。
何度も何度も同じ場面やセリフを繰り返していくのは、マームを
思い出します。割台詞も多いです。
私自身は「くどいわ・・」と思ってしまうので、リフレインは
苦手なんですけどね。
あとは野田秀樹さんを彷彿するような言葉遊び。
蝉の鳴き声(ミーンミーン)を「mean mean」としたり
「むかし(昔)」を「無か死」や「夢か死」としたり。
作者の天野天街さんが、凄く頭のいい方なんだろうな、という事は
分かった気がします。(だから凡人の私には理解ができない事が
多いというか・・・ね。それは野田秀樹さんにも言える事ですが)
ダンスというか振付で、マスゲームのように踊る役者さんたちは、
なんか運動会の出し物を見ているような気にもなっちゃうんですよね。
アンサンブルさんにアマチュア感が漂う人が多かったこともあって。
でもアングラ感というか、ノスタルジックな雰囲気もあって
よく来ている新国立の小劇場ですが、ちょっとした異空間に
なっていたな、と言う気がします。
私自身はストーリー性の高い舞台が好きという事もあって、
この作品好きですか?と聞かれても「はい」とは言えないなぁ。
でも「こういう世界もあるよね」「こういうのが好きな人も居るよね」
とは思える感じ。
私にもっと舞台を観るスキルがあれば、もっと理解出来たんだろうな
とは思いますが・・・致し方ない(笑)。
何となく、マームとジプシーの藤田さんと野田秀樹さんの
特徴を両方持っているような、そんな印象を受ける舞台でした。
こちらの劇団は名古屋だと「七ツ寺共同スタジオ」あたりでの
公演が多いようですから、100席もないような小劇場。
そう考えると、今回はすごく大きな劇場に進出したって感じに
なるんでしょうね。
そんな思いが、前方の座席を潰して大きく取ったアクティングスペースと
大がかりなセットに反映されている気がしますね。
(とてもじゃないけど、七ツ寺にあんなセットは入らないはず(笑))
デフォルトが分からないので何とも言えませんが、演者も多い。
まず印象的なのは、場内アナウンスも含めたリフレインの多さ。
何度も何度も同じ場面やセリフを繰り返していくのは、マームを
思い出します。割台詞も多いです。
私自身は「くどいわ・・」と思ってしまうので、リフレインは
苦手なんですけどね。
あとは野田秀樹さんを彷彿するような言葉遊び。
蝉の鳴き声(ミーンミーン)を「mean mean」としたり
「むかし(昔)」を「無か死」や「夢か死」としたり。
作者の天野天街さんが、凄く頭のいい方なんだろうな、という事は
分かった気がします。(だから凡人の私には理解ができない事が
多いというか・・・ね。それは野田秀樹さんにも言える事ですが)
ダンスというか振付で、マスゲームのように踊る役者さんたちは、
なんか運動会の出し物を見ているような気にもなっちゃうんですよね。
アンサンブルさんにアマチュア感が漂う人が多かったこともあって。
でもアングラ感というか、ノスタルジックな雰囲気もあって
よく来ている新国立の小劇場ですが、ちょっとした異空間に
なっていたな、と言う気がします。
私自身はストーリー性の高い舞台が好きという事もあって、
この作品好きですか?と聞かれても「はい」とは言えないなぁ。
でも「こういう世界もあるよね」「こういうのが好きな人も居るよね」
とは思える感じ。
私にもっと舞台を観るスキルがあれば、もっと理解出来たんだろうな
とは思いますが・・・致し方ない(笑)。