遠征2日目。開演時間の14時まではやることも無くて
特に観たい美術展もないし、「だったら映画でも観る?」と
友人と日比谷にまでやって来ました。

ピータールー「ピータールー マンチェスターの悲劇」
監督:マイク・リー
出演:ロリー・キニア、マキシン・ピーク、デヴィッド・ムーアスト、ピアース・クイグリー
【あらすじ】
1819年。ナポレオン戦争後の英・マンチェスター。英国では勝利を喜ぶのも束の間、経済状況が悪化し、労働者階級の人々は職を失い、貧しさにあえいでいた。彼らに選挙権はなく、あちこちで不満が爆発。セント・ピーターズ広場で大々的な集会が開かれ、著名な活動家であるヘンリー・ハントが演説することになる。だがこれは、あくまで平和的に自分たちの権利を訴えるデモ行進になるはずだった。あろうことか、サーベルを振り上げた騎兵隊とライフルで武装した軍隊が、6万人の民衆の中へと突進するまでは──。英国史上最も残忍かつ悪名高い事件“ピータールーの虐殺”の幕開けだ──。≪イギリス製作≫



日比谷にはTOHOシネマズがありますが、ミッドタウンにも
宝塚ビルにも、シャンテの隣にもあるんですね。
今回はシャンテの隣にある「TOHOシネマズシャンテ」。
ラインナップを観ると、大手配給系ではない作品を中心に上映
しているようで、名古屋でいうとミリオン座のラインナップに
似ている、なんか親しみを感じるこじんまりした所でした。









ピータールーの虐殺については全く知識も無かったので、
その事に対する興味もあってのチョイスでした。
この時に観なくても、名古屋で観ようと思っていた作品です。

楽しみにしていたんですが、序盤、結構寝落ちしてました。
話の展開がゆるゆるとしていて、なかなか進まないというか。
大勢のエキストラを使った集会のシーンはなかなか圧巻で
中盤以降は寝落ちることも無く観ていたんですが、でもどうも
観終わってもスッキリしないというか、何というか。
終わった後でも友人と「・・・・」と無言になっちゃいましたよ。

この映画を観ていたせいで、一つ先行予約を逃してしまったのですが
面白い作品なら諦めもつきますけど、何だかなぁ。

実際のピータールーの虐殺では、死者は3人とも7人とも言われている
ようですが、あの作品だと何十人も殺されたかのような印象を
受けてしまいますね。

誰が主役だったのか、は明確になっていない作品です。
愚かな人が一杯出てくるのでイライラします(笑)。
集会に武器を持って参加しようとした地元の主催者も、
集会を武力で抑えようとする体制派も、今の時代からすると愚か
にしか見えませんから。
前日に「薔薇戦争」の舞台を観たばかりだったので、あんな争いをして
その結果王位についたイギリス国王は、こんなにおバカだったなんて
何だか報われないよね、とも思ったりしたし(笑)。

史実については分かった。
戦争に生き残った若者が無駄に殺されてしまう無益さについても
分からない訳ではない。でも映画として考えると、「何を一番
伝えたかったのか」が私にはピンとこなくて。
あの後味の悪さを残すのが目的なら、まあ成功かな・・と思うけど
正直私の好みでは無かった、というのが感想です。



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