前日に引き続き、観たいと思いつつも後回しになっていた映画を
無理やり仕事の後(厳密には仕事の後に病院に行って、ジムに行って
それから映画館。)ミリオン座へ向かいました。
「ハミングバード・プロジェクト」
詳しく映画の内容は分かっていませんでしたが、何か大きな
プロジェクトに取り組んだ実話をベースにした作品なんだろうな・・
ぐらいの知識でございました。
無理やり仕事の後(厳密には仕事の後に病院に行って、ジムに行って
それから映画館。)ミリオン座へ向かいました。
「ハミングバード・プロジェクト」
監督:キム・グエン
出演:ジェシー・アイゼンバーグ、アレクサンダー・スカルスガルド、サルマ・ハエック
【あらすじ】ニューヨークで株の高頻度取引を進めるトレス・サッチャー社で働くヴィンセントと、従兄弟のアントン。株の取引はミリ秒単位の差で莫大な損得が発生するため、彼らの会社もその遅延を減らすべく、システム構築に必死に取り組んでいた。ヴィンセントは、カンザス州にあるデータセンターとニュージャージー州にあるニューヨーク証券取引所のサーバーまでの直線距離1600キロに光ケーブルを敷くプロジェクトを思いつく。これによりアクセス時間が1ミリ秒の短縮となり年間500億円以上の収益が見込めると確信したヴィンセントは、アントンとともにプロジェクト実現のために走り出すが……。≪カナダ・ベルギー合作≫
詳しく映画の内容は分かっていませんでしたが、何か大きな
プロジェクトに取り組んだ実話をベースにした作品なんだろうな・・
ぐらいの知識でございました。
面白くなかった訳じゃないんですけど、(前半イビキをかいてずーっと
寝ている男性も居ましたけど(笑))ちょっとイメージが違っていたな。
もっとベタで爽やかな、アメリカンドリーム的な作品かな?と想像を
していたものですから。
ケーブル敷設して、最終的に通信速度アップは達成できたけど
元職場がもっと速い通信を叶えてしまったので、市場価値が無くなって
しまったし、出資者にも莫大な損失を与えてしまったりして
「夢をかなえた」感が薄いんですよね。実話ベースなので、世の中
そんなにうまく行くわけないよね・・と分かっちゃいるけど
主役のヴィンセントの元上司、エヴァの描き方が、何だか
アニメ的というか、デフォルメされているような印象で、フィクション
ぽいものだから、その地味な感じが目立っちゃうというか・・。
ただ、恐らく私があまりこの作品に惹かれなかったのはヴィンセント達の
このプロジェクトの目的が、高速通信による金儲けだった・・という
所なのかもしれないな、と思ったりもします。
株式にしろ、FXにしろ、先物取引にしろ、小金を稼ぐなら誰でも
出来るでしょうけど、そこで大金を得るというのは、それなりの
知識や経験、努力が必要だと思っています。でもこのヴィンセントが
目指していたのは、先端マシンに超高速で売買を大量に実行させる
「高頻度取引」で有利になる事なんですよね。なんか矜持を感じない
という感じで、引っかかるというか・・・(笑)。
土地買収も、札束で横っ面をひっぱたくようなやり方だし・・・。
その中でも自分の命の期限を突き付けられた後のヴィンセントは、
恐らく「大金を得る」のが目的ではなくなった事もあって全力で
努力していたし、何よりも従弟のアントンを大切にし続けていたし、
アントンもヴィンセントを信じていて、それが最後まで変わらなかった、
という事は、観ていて救われるような思いになりました。
プロジェクトは「成功」とは言えなかったけど、誰もが「クレイジーだ」
という事をやり遂げた、と言う意味では・・・もっと言うならば誰もが
「クレイジーだ」という計画を実行に移したという事だけでも、この
ヴィンセントと言う人は、凄い人なんだろうな・・とは思います。
ちなみに、今現在はどれぐらいの速度で通信しているんだろうか・・。
寝ている男性も居ましたけど(笑))ちょっとイメージが違っていたな。
もっとベタで爽やかな、アメリカンドリーム的な作品かな?と想像を
していたものですから。
ケーブル敷設して、最終的に通信速度アップは達成できたけど
元職場がもっと速い通信を叶えてしまったので、市場価値が無くなって
しまったし、出資者にも莫大な損失を与えてしまったりして
「夢をかなえた」感が薄いんですよね。実話ベースなので、世の中
そんなにうまく行くわけないよね・・と分かっちゃいるけど
主役のヴィンセントの元上司、エヴァの描き方が、何だか
アニメ的というか、デフォルメされているような印象で、フィクション
ぽいものだから、その地味な感じが目立っちゃうというか・・。
ただ、恐らく私があまりこの作品に惹かれなかったのはヴィンセント達の
このプロジェクトの目的が、高速通信による金儲けだった・・という
所なのかもしれないな、と思ったりもします。
株式にしろ、FXにしろ、先物取引にしろ、小金を稼ぐなら誰でも
出来るでしょうけど、そこで大金を得るというのは、それなりの
知識や経験、努力が必要だと思っています。でもこのヴィンセントが
目指していたのは、先端マシンに超高速で売買を大量に実行させる
「高頻度取引」で有利になる事なんですよね。なんか矜持を感じない
という感じで、引っかかるというか・・・(笑)。
土地買収も、札束で横っ面をひっぱたくようなやり方だし・・・。
その中でも自分の命の期限を突き付けられた後のヴィンセントは、
恐らく「大金を得る」のが目的ではなくなった事もあって全力で
努力していたし、何よりも従弟のアントンを大切にし続けていたし、
アントンもヴィンセントを信じていて、それが最後まで変わらなかった、
という事は、観ていて救われるような思いになりました。
プロジェクトは「成功」とは言えなかったけど、誰もが「クレイジーだ」
という事をやり遂げた、と言う意味では・・・もっと言うならば誰もが
「クレイジーだ」という計画を実行に移したという事だけでも、この
ヴィンセントと言う人は、凄い人なんだろうな・・とは思います。
ちなみに、今現在はどれぐらいの速度で通信しているんだろうか・・。