引き続き読書はいいペースです。
まだ1月は仕事が忙しくなかったので、出勤前にマクドナルドで
コーヒーを飲みながら(現在はMサイズ100円だし♪)本を読んでから
出勤する日々でございました。

でも、平日働いているとやっぱりこれぐらいの冊数が限界かなー。
帰宅してからも読み続けたら、もっと読めると思うんですけどね。

1月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:3869
ナイス数:85



内訳は追記にて。



ケラさんの戯曲から今年の読書は始まりました(笑)。
この中だと「後悔病棟」や「幸せの条件」が面白かったかな。
有名な作家さんの本を万遍なく読んだ感じですね。


■2020年1月に読んだ本の内訳■
ドクター・ホフマンのサナトリウム カフカ第4の長編ドクター・ホフマンのサナトリウム カフカ第4の長編感想
いったい私は舞台で何を観ていたんだろう?と思うぐらい、戯曲を読んで初めて気付く事があって驚いた。キャストが話している様子を脳内で思い浮かべながら読んだけど、もう一度舞台を観て確認したい。
読了日:01月03日 著者:ケラリーノ・サンドロヴィッチ

ペテロの葬列 上 (文春文庫)ペテロの葬列 上 (文春文庫)感想
何だかこの設定は?と思ったら「名もなき毒」を読んでいたから、続編だったようなので、そう感じたんだと思われる。ネットでの評価はあまりよくないので、うーんと思って読み始め。
読了日:01月05日 著者:宮部 みゆき

ペテロの葬列 下 (文春文庫)ペテロの葬列 下 (文春文庫)感想
言うほど悪くないと思った。宮部さんなので、やっぱり読みやすくてグイグイ引き込まれるし。ただ、割と内容が盛りだくさんなんだよね。ラストの杉村の身の振り方が切なかった。
読了日:01月09日 著者:宮部 みゆき

老後の資金がありません (中公文庫)老後の資金がありません (中公文庫)感想
映画化されるという事でチョイス。もう中盤まで腹が立って、腹が立って。篤子の息子やさつきを除いてほぼ全員に!自分が結婚していないので分からないけど、こんなのが普通なんだろうか?そして、こんなにお金で揉めるのが普通なの?だとしたら結婚なんか嫌だわぁ。ただ、義理の母親の個性に救われたので、読後感が悪い訳ではない。
読了日:01月10日 著者:垣谷 美雨

後悔病棟 (小学館文庫)後悔病棟 (小学館文庫)感想
想定外に面白かった。「あの時ああしていれば」って誰しも思う事だけど、実際「ああしていれば」いい結果になるとは限らないんだよね。結局はどの選択肢をとったとしても、自分次第と言う側面がある訳で。自分自身の今までをちょっと考えてみようと思った一冊。主人公の同僚医師がいい味だしていたな。岩清水ステキ(笑)。
読了日:01月13日 著者:垣谷 美雨

祈りの幕が下りる時 (講談社文庫)祈りの幕が下りる時 (講談社文庫)感想
加賀恭一郎?聞いたような?と思ったら、シリーズものなんですね。東野圭吾さんの本はやはり読みやすくて面白い。ただ自分が演劇が好きなので「劇団に所属していたけど売れなかった舞台女優が、演出家に転向し、まだそこそこ若いうちに明治座で50日公演を満席にする」という設定がファンタジー。設定が日本橋だから仕方ないけど、初舞台が明治座って、どんな劇団?とか、長期公演を満席にできるような曽根崎心中って、どんな演出?とかに興味をもちつつ、何も触れられていないので、リアリティを持って読めなかった。個人的な理由だけど。
読了日:01月14日 著者:東野 圭吾

当確師 (中公文庫)当確師 (中公文庫)感想
「ハゲタカ」が好きだったのでチョイス。主役がお品のない鷲津、みたいな感じかな(笑)。この長さにまとめるには、聖や彼の仲間のキャラが活かせていないというか、厚みが感じられないんだよね、主役の内面を描く部分が少なかったからか。悪くはないけど、のめり込む所までには至らず。
読了日:01月17日 著者:真山 仁

ブラック・ベルベット (双葉文庫)ブラック・ベルベット (双葉文庫)感想
友人から借りて読了。友人からはシリーズものだ聞いていたのだけど、お話そのものはこれだけ読んでも問題なし。ただ「トラウマが」とか書かれていても分からないし、登場自分物の設定やキャラクターが分かっていたら、もっと楽しめただろうな、とは思う。恵弥が語るパンデミックについての言葉が今の時代(新型肺炎流行)と重なって、なかなか考えさせられた。
読了日:01月24日 著者:恩田 陸

幸せの条件 (中公文庫)幸せの条件 (中公文庫)感想
作家の誉田さん作品は恐らく初めて。なので普段の作風は存じませんが、あっという間に読了。そう簡単にバイオエタノールが実用化されたりしませんって、とは思うものの、こうなったらいいな・・とは思うし、いい人が一杯でホッコリ。「代掻き」も知らないんだ・・という事に驚いたが(私は田舎で田んぼに囲まれたところに住んでいるので)主役の梢恵が背伸びしていない感じも好感が持てるし、実際に都会の若い子はこんな感じなんだろうな、とも思う。そして311の描写では思わず泣けてしまった。
読了日:01月26日 著者:誉田 哲也


ヒポクラテスの憂鬱 (祥伝社文庫)ヒポクラテスの憂鬱 (祥伝社文庫)感想
「ヒポクラテスの誓い」が面白かったのでチョイス。少しライトな感じで始まったけど、「コレクター」を軸に徐々に引き込まれていき、扱う案件も徐々にヘビーになり、あっという間に読了。真琴が成長してますよね。でも私はキャシー先生のキャラが大好き。
読了日:01月29日 著者:中山七里


今月は暦日が少ないですが遠征も2度ありますし、仕事での移動も多いので、
同じぐらい読めるかなーと思ってます。(書いている今現在で2冊)
そろそろ、長編作品を読んでもいいかな、とも思っている今日この頃。

今月以外の内訳は読書メーターへ。