とうとう緊急事態宣言が出ましたね。愛知は対象ではないですが。
結局3月の観劇がゼロになり、「その分、本が読めるじゃないか」と
思う所ですが、仕事が忙しい&何に対してもやる気になれないくて、
結局大した冊数読めず。何だか情けないわ・・・。


3月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2673
ナイス数:111



内容は追記にて。





今月は図らずも「シリーズもの」にハマりました。
先月から読み始めた、柚月裕子さんの佐方シリーズと、雫井さんの
「犯人に告ぐ」シリーズ。どちらも面白かった!
(既に「犯人に告ぐ3」も読了しております)


世界でいちばん長い写真 (光文社文庫)世界でいちばん長い写真 (光文社文庫)感想
ライトな感じで肩ひじ張らずにサクサク読めた。この主役の子の心の声が面白くてクスっとしちゃう。刑事モノが続いていたので、いい息抜きになった1冊。
読了日:03月28日 著者:誉田 哲也

犯人に告ぐ(2)(下)  闇の蜃気楼 (双葉文庫)犯人に告ぐ(2)(下) 闇の蜃気楼 (双葉文庫)感想
巻島率いる警察側の捜査が冴えている、という感じでもない結末が、ある意味新鮮でもあるが、「犯人に告ぐ3」への壮大な予告っていう印象も否めず。もちろんスリリングで面白かったのだけども。で、まんまと「3」もお買い上げ。
読了日:03月27日 著者:雫井 脩介

犯人に告ぐ(2)(上)  闇の蜃気楼 (双葉文庫)犯人に告ぐ(2)(上) 闇の蜃気楼 (双葉文庫)感想
前作が面白くて、一気に読み始め。今回は特殊詐欺からの営利誘拐。ただ上巻は殆どが犯人側の描写に費やされており、全体の勢いも控えめ・・かな。面白い切り口だけどね。
読了日:03月22日 著者:雫井 脩介

犯人に告ぐ 下 (双葉文庫)犯人に告ぐ 下 (双葉文庫)感想
上巻に続きこちらも一気に読了。この作家さんの本はスリリングだ!誘拐事件の捜査という中に身内(警察内)のゴタゴタがあったり、過去の事件への主人公のトラウマがあったり、読み応え十分。「犯人に告ぐ2」も楽しみ。
読了日:03月21日 著者:雫井 脩介

犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫)犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫)感想
面白くて、一気に読了。確かWOWOWでドラマ化されていたように思うが、それで何となく後回しにしていた事を後悔。
読了日:03月20日 著者:雫井 脩介

空中ブランコ (文春文庫)空中ブランコ (文春文庫)感想
「イン・ザ・プール」を貸した友人が貸してくれた1冊。前作は伊良部先生の奇人ぶりがクローズアップされていたけど、今作では「あ、やっぱお医者さんだもんね」という部分も見え隠れ。患者さん達はそれぞれが違う症状だけど、どこか共通している所があるようでもあり、またそれは自分にも通じると思ったりもして、面白く読了。
読了日:03月20日 著者:奥田 英朗

検事の死命 (角川文庫)検事の死命 (角川文庫)感想
「業をおろす」はもう、涙・涙・・・。佐方の人となりを知ったような気持ちになった。痴漢の事件ではカタルシスがあったし、今まで出てきた人達の個性も活きていて、上手く全体が噛みあっているような1冊。こういう人ほど検察官で居て欲しかったなぁ・・。
読了日:03月14日 著者:柚月裕子

検事の本懐 (角川文庫)検事の本懐 (角川文庫)感想
先に「最後の証人」を読んでいたので、何となくスピンオフを見ているような感じではあったが、答え合わせをしているような楽しさもあった。この作品のほうが主人公の佐方という人の魅力がよく分かる。こんなに仕事熱心なのに・・と思うと(彼のその後を知っているので)、次の1冊を読むのが待ち遠しい。
読了日:03月08日 著者:柚月裕子




まあ、冊数を読むのが目的ではありませんが、コロナウイルス関係で
仕事も忙しさが消滅する事になりそうですし、4月も遠征・観劇の
予定も消滅してしまいましたので、もっと読んでいきたいですね。
読書は“自粛”しなくてもいい「楽しみ」なので(笑)。
積読本だけはしっかり備蓄しておいたから、気にせず読めますし。



今月以外の内訳は読書メーターへ。