GWで観たもの覚え書き第一弾。
これは少し前にBSにて放送していたものを録画しました。
これは豊橋公演のチケット取るのに失敗、その頃には東京公演の
発売は既に終わっており、結局諦めた公演です。
二兎社公演37「こんばんは、父さん」
世田谷パブリックシアター(2012年)
作・演出:永井愛
出演:佐々木蔵之介、溝端淳平、平幹二朗
【あらすじ】
廃墟となった町工場、中にあるのは機械の台座や工具棚、配電盤、コードなど、ガラクタばかり。2階に通じる階段にも廃材が山積みになっている。そこへ1人の男が窓からしのびこんだ。男は何の目的でこのような廃墟に来たのか?そこへ彼を追って若い男がやって来た。いや、もう一人誰かいる・・。攻撃する者とされる者、求める者と拒絶する者、希望を語る者とそれを打ち砕く者―それぞれの立場や役割が入れ替わりながら、世代の異なる三人の男のやりとりが続く。夜が深まっていくにつれ、三人の抜き差しならない状況が明らかになり……。
佐々木蔵之介さんはドラマでも素敵と思いますが、舞台はもっと
素敵なんですよね。
そして何といっても平幹二郎さん!この方も観るたびに圧倒
される素敵な俳優さんですから、やはり観たい舞台でした。
これは少し前にBSにて放送していたものを録画しました。
これは豊橋公演のチケット取るのに失敗、その頃には東京公演の
発売は既に終わっており、結局諦めた公演です。
二兎社公演37「こんばんは、父さん」
世田谷パブリックシアター(2012年)
作・演出:永井愛
出演:佐々木蔵之介、溝端淳平、平幹二朗
【あらすじ】
廃墟となった町工場、中にあるのは機械の台座や工具棚、配電盤、コードなど、ガラクタばかり。2階に通じる階段にも廃材が山積みになっている。そこへ1人の男が窓からしのびこんだ。男は何の目的でこのような廃墟に来たのか?そこへ彼を追って若い男がやって来た。いや、もう一人誰かいる・・。攻撃する者とされる者、求める者と拒絶する者、希望を語る者とそれを打ち砕く者―それぞれの立場や役割が入れ替わりながら、世代の異なる三人の男のやりとりが続く。夜が深まっていくにつれ、三人の抜き差しならない状況が明らかになり……。
佐々木蔵之介さんはドラマでも素敵と思いますが、舞台はもっと
素敵なんですよね。
そして何といっても平幹二郎さん!この方も観るたびに圧倒
される素敵な俳優さんですから、やはり観たい舞台でした。
そう言えば、日本人役を演じている平さん、初めて拝見したかも!
これぐらいの年代には、こういうオッサン居るかもね〜
と思うような、ある意味等身大の役って、珍しいんじゃないでしょうか?
この父親、“かわいい”と言う人も居るかもしれないけど、私は
本当に憎たらしくて仕方なかったですね(笑)。
結局自分本位の人生で、自分の過ちも含めて過去は
「過ぎてしまった事はしかたない」で済ませてしまう“鈍感力”に
長けた人。(敢えて気づかないようにしているようにも思えたが)
息子は、父親のそんな所が嫌だと思っているのに、父親はそんな
事に気づいているのか、気づいていないのかお構いなし。
そんな父子の噛み合わなさとか、それでも拒絶しきれない関係とか
ちょっと甘酸っぱいような作品でしたね。
溝端淳平クンは思いのほかベテラン二人に囲まれて奮闘していた
というか、“イマイチ使えないけどやる気だけはある新人”を好演
していたように思います。
あー、やっぱり劇場で観たかったな。
それにしても蔵之介さんって「エリートサラリーマンだったけど、
会社を追われて、人生転落」みたいな役、似合いますねぇ(笑)。
(「狭き門より入れ」もそんな役でした(笑))
これぐらいの年代には、こういうオッサン居るかもね〜
と思うような、ある意味等身大の役って、珍しいんじゃないでしょうか?
この父親、“かわいい”と言う人も居るかもしれないけど、私は
本当に憎たらしくて仕方なかったですね(笑)。
結局自分本位の人生で、自分の過ちも含めて過去は
「過ぎてしまった事はしかたない」で済ませてしまう“鈍感力”に
長けた人。(敢えて気づかないようにしているようにも思えたが)
息子は、父親のそんな所が嫌だと思っているのに、父親はそんな
事に気づいているのか、気づいていないのかお構いなし。
そんな父子の噛み合わなさとか、それでも拒絶しきれない関係とか
ちょっと甘酸っぱいような作品でしたね。
溝端淳平クンは思いのほかベテラン二人に囲まれて奮闘していた
というか、“イマイチ使えないけどやる気だけはある新人”を好演
していたように思います。
あー、やっぱり劇場で観たかったな。
それにしても蔵之介さんって「エリートサラリーマンだったけど、
会社を追われて、人生転落」みたいな役、似合いますねぇ(笑)。
(「狭き門より入れ」もそんな役でした(笑))
まーまーだったかな (笑)
でも3人の有名な俳優さんを生で見れて、それだけでも良かったかな。