これで4目の髑髏城攻め(笑)。ライブビューイング合わせたら5回目。
自分でもどうかとは思っているんですけどね、チケット取っちゃってる
んだから仕方ない(爆)。

修羅天魔「修羅天魔〜髑髏城の七人 Season極」
IHIステージアラウンド東京14列
18:00開演    21:45終演
作:中島かずき     演出:いのうえひでのり
出演;天海祐希、福士誠治、竜星涼、清水くるみ、右近健一、河野まさと、逆木圭一郎、村木よし子、吉田メタル、保坂エマ、川原正嗣、三宅弘城、山本亨、梶原善、古田新太   他
【あらすじ】
関東荒野に現れた一人の美女、渡り遊女の極楽太夫(天海祐希)。だが彼女こそは、かつて織田信長に最も信用され愛された凄腕の狙撃手だった。関東では髑髏の仮面で素顔を隠した天魔王(古田新太)が率いる関東髑髏党が髑髏城を築城、関東に覇を唱えその勢力を広げていた。その髑髏党に追われる熊木衆の少女・沙霧(清水くるみ)を助けた極楽は、関八州荒武者隊の頭目である兵庫(福士誠治)の口利きで無界の里に身を寄せる。この無界では、一番人気の若衆太夫・夢三郎(竜星涼)がこの里を盛り立てていた。そこで極楽を待っていたのは狸穴二郎衛門(山本亨)を名乗る徳川家康。彼は極楽に天魔王暗殺を依頼する。だが、彼女に狙われていることを知った天魔王は自ら極楽の前に現れその仮面を取る。極楽が銃口を向けたとき、天魔王は意外な真実を告げるのだった。
  

今回は14列目。前の席の女性がモデルさんみたいにスラッと長身
の方だったんですが、頭の高い位置でフワフワのお団子を作っていて
視界の邪魔になるったら・・(涙)。

あともう1回で豊洲詣でも一段落になります〜。
全体の感想は大きく変わりはないので、今回気づいたこととかを
簡単にまとめました。





今回は全体の見える14列目。
前回観てから2週間程しか経っていない事もあって、全体として
何かが変わった・・と言う感じではありませんでした。

序盤、三五が沙霧を髑髏党に引き渡す時に「少し早いお中元」って
言っていまして、この辺りは変わっていたな、と思います。
全体に、三五はかなりの比率でアドリブをかましてきていますね(笑)。
三五と言えば、修羅天魔における三五って、少しカッコ良かったり
するんですよね。
「裏切り」というものに対してのプライドと哲学があるというか。
・・・といっても「裏切り」なんですけど(笑)、年齢を重ねた
河野さんに似合っている気がしますね。

この作品の中の物足りなさの一つが、古田新太さん。
カッコいいですよ。重みと迫力のある出で立ちは、古田さんならでは
だと思うし、あの存在感は無二のものだと思う。
相変わらず声も素敵ですしね。
けど、あまりこの作品の中における天魔王(古田さん)の影が
今一つ薄いというか・・ね。これは古田さんが悪いというのでは
なくて、天魔王そのものの存在感が薄いのかも・・とは思います。

そして古田さんと言えば、私が観た回はもれなくどこかで噛んで
いらっしゃって、初日なんかは特に観ていてハラハラしましたが
この日は、派手に言い間違えていらっしゃいました。
髑髏城に居た極楽大夫が清十郎と城を抜け出そうとした時に
階段から下ってきて言うセリフ
「おまえは所詮はそんな・・女なんだ」と。
いくら天海姐さんが男前だからって・・・ねぇ。
さすがにここは、客席から笑いが起きてしまいましたね(笑)。

毎回観て思うのは、ラスト近く、天魔王にキスされた後の
極楽大夫の表情が違う!と言う事かな。
初日に観たときは、とにかく辛い・・と言う感じだったけど、
その次は、驚き・・そして悲しむ、と言う感じの2層状態。
今回は、「・・笑っちゃうわね・・」と言わんばかりの表情でした。

次は大千秋楽。
このシリーズでの大楽はこれが最初にして最後。
長かったようで短かった私の修羅天魔祭りも、あと少しで終わりです。