12月に京都に遊びに行こう!と友人と決めてはいたものの、
何をしに行くかは決めていなかったという・・・(笑)。
「そういえばこれが観たいわ」と言われて、それならば!と。

藤田嗣治展「没後50年 藤田嗣治展」京都国立近代美術館
2018年10月19日(金)〜 12月16日(日)











今回は金曜日に有給休暇を取って、金曜〜土曜の一泊二日。
ならば、少しでも長時間楽しみましょう♪という事で、朝7時過ぎに
名古屋を出発。8時半頃に三条のイノダコーヒー本店で朝食を摂って
そこから京都国立近代美術館へ徒歩で向かいました。

今年の1月にも平安神宮に来ていますので、今年2度目。
そして2度目にしてようやく気づきました。
ここ、私、通ってた所だわ!と。
「観峰文化センター」と言うところに通っていたんですが、
(カリグラフィー教室自体は今は開催していない様子ですが)
平安神宮のすぐ横じゃん!情けなさすぎる・・(涙)。

そして、聞いたことだけある「ロームシアター京都」もこの辺り
なんですね・・・。





会期も終盤なので、混むに違いない!と早めの時間に
やってまいりました。

藤田嗣治は別の作品展を観に行ったこともありますし、
彼の半生を映画化されたもの(オダギリジョー主演)を
観た事もあります。
ピカソもそうですけど・・・ほんと偉大な芸術家さんって、
異性に対して緩いというか、自由な人が多いですよね(笑)。
そして、女が変わるごとに画風が変わるという・・(爆)。

まあ、藤田の場合はパートナーだけでなく、戦争だったり
住んでいる場所だったりの影響をとにかく受けていて、それで
画風が変わっている所も多いとは思いますが「乳白色の裸婦」
のイメージとは程遠い作品(キュビズムとか)もあって、
作風の変化と彼の人生のリンクが面白かったです。

日本人があの時代にフランスに渡って成功するなんて、本当に
凄い事だと思いますし、戦争も経験しているので、激動の人生
だっただろうな、と思います。

特に好きな作家という訳ではない、と思って見始めたのですが
最後には結構好きな作家さんになっていました(笑)。
ガラガラという訳ではないですけど、人混みの中でイライラしながら
観るよりは、はるかに落ち着いてしっかり見て回る事ができたのも、
藤田の見方が変わった理由の一つかも。


ビバ、平日♪