お正月休みから観始めたドラマです。「1日1話観る」と決めて
コツコツ消化しました(笑)。

コールドケース−真実の扉−
連続ドラマW「コールドケース−真実の扉−」（全10話）
出演：吉田羊､永山絢斗､滝藤賢一､光石研､三浦友和



『コールドケース 迷宮事件簿』というアメリカでのドラマの
リメイク作品なんだそうですね。ドラマを観ないので、
当然ながら海外ドラマにも疎くて全く知りませんでした(笑)。
WOWOWドラマは今をときめくアイドル様の出演がなく、
硬派な内容も多いし、舞台俳優さんもよく出演されるので、
毎回、気になってはいるんですよ(笑)。
調べみると、連続ドラマWは5話〜6話ぐらいで完結するものが多く
これは全10話ですから、珍しいほうですね。
（「沈まぬ太陽」は20話ありましたけど・・長くて未見。）
これは2016年に放送されたものだそうです。




オリジナルを知りませんので、どういう設定なのかが分からず、
色々と唐突に始まります(笑)。
最初は「ん？」と思いましたが、数話観て、共通点が分かりました。
過去に迷宮入りになった事件が、ふとしたきっかけで再捜査になる
という流れなんですね。
あとは、過去映像（事件が起こった当時）の映像が多用されていて
その当時に流行していた楽曲が使われる、というのも特徴かな。
過去映像とリンクしている事、解決後に被害者が姿を現して
見守る・・というのも、一つのフォーマットなんですね。
wikiを見ると、映像のクオリティに関してもかなり拘った作品らしい。

最近ドラマにのめり込めない事が多い理由の一つは、どうしても
時間の制約がある、という事かな。（一話完結モノの場合）
だから、「あれっ、もう解決しちゃうの？それでいいの？」と
思うエピソードも幾つかあって（特に序盤）、それがどうしても
物足りなく感じてしまうんですよね。このドラマもそう。

だからと言って、面白くない訳じゃないです。これはドラマの構成上
やむを得ない事ですからね、泣けるエピソードも幾つもあって、
全体にクオリティの高いドラマだったと思います。
リメイクといっても、日本に馴染んだストーリーに書き換えられていた
んじゃないでしょうか。

で観ていると、「おおお！」と思うキャストも多くてですね。
成河さん、太田緑ロランスさん、福士誠治さん、野間口徹さん
中村倫也さん（今となっては売れっ子ですかね）、山口馬木也さん
久しぶりに観る福田麻由子さん、�盒桐里気鵝ΑΔ函�舞台で
拝見することの多い役者さんがまんべんなくご出演でした。
脚本は蓬莱竜太さんが書かれている回まであって、ビックリ。
やっぱ俳優さんが皆さんお上手だとドラマも見応えがありますよね。

しかし・・・高木信次郎（永山絢斗）の自殺しちゃった彼女の
エピソードはあれで終わりですか(笑)？さっさと上司の妹に
乗り換えちゃったけど。その妹もカード詐欺に加担したかどうか
とか描かれないまま終わっちゃったよね。
多少は次のシーズンにこの辺りのエピソードは回収されるのかしら。
次のシーズンも引き続きコツコツ観ていきたいと思います！