私が無条件で上演の度に観る数少ない作品の一つがこちら。
とはいえ、最近は少しトーンダウンしているのと、御園座は
チケットが高いから「今回はパスするかな」と思わなかった
訳ではないのですが。

レミゼ2019「レ・ミゼラブル」御園座 C列
18:15開演 21:20終演
脚本:アラン・ブーブリル、クロード=ミッシェル・シェーンベルク
演出:ローレンス・コナー、ジェームズ・パウエル
出演福井晶一、川口竜也、濱田めぐみ、昆夏美、海宝直人、小南満佑子、相葉裕樹、橋本じゅん、朴璐美 他

あらすじはパスで(笑)。



 
でも「外れたらもう行かない」と思ってプレイガイドの先行に
エントリーすると、そういう時は当たるものなんですよね(笑)。
今回の私のキャスト選びのポイントは以下の通り。
完全に私の好みなので、あまり深い理由は無いんですけど。

キャストボード
ファンティーヌ:濱田めぐみさん
エポニーヌ:昆夏美ちゃん
マリウス:海宝直人さん
テナルディエ:橋本じゅんさん
マダム・テナルディエ:森公美子さん以外
コゼット:生田絵梨花さん以外

でも、これだけ条件があると、選択肢は殆どなくなってしまって
遠征の前日夜という、なかなかハードなスケジュールです(笑)。

あ、あと狙ったわけじゃないのですが、指揮は森亮平さんでした。
以前偶然伊勢神宮の奉音で五東由衣さんをお見かけした時
伴奏をなさっていた方でした。
開演前から「なんか見た事ある方だな」と思って見ていて、その後
調べて気づいたんですけどね。
そして、2年前の公演の自分の感想を読んでみたら、その時の
キャストと似てるし、その時の指揮も森亮平さんじゃん!
すっかり忘れてる、情けない私・・・。

こんなビジュアルも
こんなビジュアルもありました。「笑う男」の時もでしたが
御園座なりに盛り上げようとしてくれているらしいです(笑)。

ちなみに今回はキャストボードは「並んで撮影」になっていました。
確かに入口すぐの所なので、混雑回避なんでしょうけど、そもそも
キャストボードって「撮る」ものではなくて「見る」のが本来の
役割なんじゃね?と思ったりしますけどね・・・。
例えばフラッと「今日のガブローシュは誰だっけ」と思って行っても
「並んでください」って怒られたり、見づらい場所に置かれていちゃ
ちょっと本末転倒にも思えるんですが。





やっぱ好きだな、レミゼ。
「もう行かなくていいや」とまで思っていたけど、実際に観ると
「ああ、やっぱり観に来れて良かった」と思います。

私はそんなに昔からレミゼを観てきている訳ではないのですが、やはり
最初に観た舞台の印象が刷り込まれるものですから、新演出に関しては
「ああ、変わったな」と今でも思ってしまいます。
でも、今回はそう思ったのは、アンジョルラスが運ばれていくシーンだけ。
(やっぱりリヤカーに乗せられていくのは、今でも抵抗がある)
私自身が旧演出を忘れてきた&新演出に慣れてきた、というのが
一番の理由なんだと思いますけど、作品としてこなれてきた感じがするし
劇場のサイズも、何だかいい感じです。

今回は、2年前の時とバルジャン、エポニーヌ、マリウス、コゼット
アンジョルラスが同じキャストでした(笑)。
どんだけ偏ってるんだ、私・・って話ですよ。
いいんだけど、ちょっと視野が狭いな、私・・と思ったりもして。

福井さんのバルジャンは何度も拝見していますが、あの温かさが素敵だし
あれぐらいのガタイの方に演じてほしい役でもある。
でも未だに「アキレス腱大丈夫ですか」とか思っちゃう(笑)。

昆ちゃんのエポはもう鉄板だと思っていますが、昔(2013年)は
もっと若々しさだけのエポニーヌだった気がしますが、今回は
若いのに、特殊な環境で育ったが故の、斜に構えたところと言うか
不自然な大人っぽさのようなものを感じて、それが良かったなぁ
と思いました。

何度か拝見している川口ジャベール。
歌の上手さは抜群だし、その歌の上手さ故に出てくる冷淡さが
川口ジャベールの特徴だと思ってたんです。
・・・全然違うじゃん。あれ、前からこんなに情熱的だった?
でも、嫌いじゃない、このジャベール(笑)。

そして「マリウスは今回が最後」とおっしゃっている海宝マリウス。
昨年亡くなった同僚が闘病中に静岡からレミゼを観に何度も
名古屋に通っていたことを覚えているので、海宝くんのマリウスも
是非見たいと思っていたキャストの一人。
マリウスの登場シーンなんて、別に泣けるシーンでも何でもない
んだけど、「ああ、観たかっただろうな」なんて思ったらもう
ここで泣けてしまって困りました。
そして「しっかり観よう」という想いが強すぎて、何だか
海宝くんが出ている間は、目でずーっと追い続けてしまった(笑)。
海宝くんは「プリンス」というより「貴族」と言う感じかなぁ。
そこはかとない品の良さ(笑)。
アンジョルラス達とは違って、悩んだうえでバリケードに参加する
と言う感じも、なんかリアルで。

あと、キャスト発表時に驚いた、濱田めぐみさんのファンティーヌ。
まあ、年齢的に出るとしたらファンティーヌかマダム・テナルディエ
だから妥当っちゃ妥当だけど、どうしても「強い女」のイメージが
あるから、ファンティーヌのイメージが湧かなくて(笑)。
何なら、濱田ファンティーヌが革命の先頭に立ってそうだもん(笑)。
結論から言うと、きちんとファンティーヌだったと思います。
ただ、他の女工さんよりも背が高いからあまり「いじめられている」
感が無かったり、歌が上手くて声量があるもんだから、「弱ってる」
感は感じにくかったかなー、On my ownは特に。
情感というか、余韻はすごく意識されていたと思いますけどね。

あとは橋本じゅんさん。
前回は名古屋公演に出演されませんでしたら、初見ですね。
じゅんさんをミュージカルで拝見するのは久しぶりです。
新感線でのじゅんさんは、ある意味フリーダムで舞台荒らしな所も
あると思うのですが、レミゼでは良くも悪くも目立たないというか
周りに馴染む事を意識されているように感じました。
だから「じゅんさん、浮いちゃったりしないかな」と心配したり
したんですが(上から目線・・・)杞憂でございました(笑)。


結構ムリなスケジュールだったけど、やっぱり観に来て良かった。
(この日は一旦帰宅したものの、夜行高速バスで東京に向かうという
ハードスケジュールだったのでした)
あー、やっぱり好きな舞台は好き(笑)。
次はまた2年後ですかね、分からないけど、次も名古屋公演
よろしくお願いします(笑)。