今日は東京で浦井君のライブを観る予定。
本当だったら、毎月16日は業務都合で絶対に休めない日なんですが
そこは頼りになる同僚が「行っていいですよ」と言ってくれたので
有難く休ませて頂きました。

開演が14時ですので、節約の為に高速バス利用。
7時に名古屋発、ノンストップ便で順調ならば11時過ぎには用賀着の予定。
バスは定刻に発車し、隣には誰も乗ってこなくて(指定席なので)
「ラッキー♪」と思っていたのもつかの間、出発してから10数分で
路肩にバスが止まってしまいました。(笹島ライブを超えたあたり)

「車の調子がおかしいので、会社に連絡を取ります」とのこと。
前の席だったので、会社とのやり取りは概ね聞こえていたのですが
「エアがおかしい」「定期的に異音がする」という事らしい。
車のメカニック的な事は詳しくはありませんが、どうやら怪しい雲行き。
結局、代替のバスがやって来ることになったのですが、
「点検をし車庫から来るので、30分はかかる」とのこと。

車内ではどよ〜〜んとした空気になり、1名脱落(新幹線で行く
との事で下車されたそうです)。
結局、朝の道路の混雑もあって、30分以上掛かって代替車両が到着し
乗客29名はぞろぞろと新しいバスに乗り換える事になりました。
この時点で、1時間遅れ。

某バス会社のバスとかでは、遅れを吸収しちゃう運転手さんも居ましたが、
JR系のバス会社は、遅れが縮まる事って、経験的にまず無いんです。
そこは無茶な運転をしていない、という事だと思うので安心材料ですが
やはり今回も、足柄インターあたりまで「1時間遅れ」のままでした。

でも、私も過去の経験も踏まえ、余裕をもって乗っていますので、
1時間程度の遅延ならばどうってことなく、余裕をかましておりました。
あの時無茶して、不具合のある車両で走行を続け、事故に繋がるよりは
車庫に近い名古屋市内で車を変えてくれたのは、英断だと思いますし。
(それに、ドライバーさんが悪い訳じゃないですからね、何といっても)

だけど・・・・サービスエリアに入る前に衝撃のアナウンスが。






「御殿場インターから、事故渋滞4キロ、50分です」


車両不具合に、事故渋滞のダブルパンチ(泣)。
とすると、合計2時間の遅延はまず間違いない。
これはさすがにヤバイかもしれない。

いつも通り、用賀で降りられたとして、用賀から中野って結構不便で
40分はかかりそう。NAVITIMEで調べると、13時24分用賀発の東急線に
乗ったら、中野サンプラザ着が14時ジャストの予定。
うわー、これ、ガチでギリギリだわ。
せめて13時13分発に乗れたら、多少余裕があるんだけど・・・。

東京インターを12:55頃に超え、「何とかなるかな?」と思った矢先に
今度は自然渋滞。あー終わった・・・。

安さと遅延はトレードオフなので、このリスクは受容しなければ
いけないとは分かっていて、ある程度リスクヘッジしているつもり
だったけど、ここまで重なるとは想定外ですわ(涙)。

結局、13時15分頃に用賀のPAにて降車。
私の前を猛ダッシュで走る女性が居るんだけど、勝手が分からない
ようだったので「用賀駅ですか?」「一緒に行きましょう」と
二人でダッシュスタート。走りながら「どこに行かれるんですか?」と
(半ば確信してたけど)聞いてみたら「中野サンプラザ」との事。
「じゃあ、同じですね!!」という事で、旅は道連れ・・で二人で
中野に向かう事になりました。

まあ、昼公演は多少開演が押すかもしれないしな、とか
最悪、私は夜公演もあるから少し遅刻しても・・な、とか
割と諦めモードだったのですが、誰かと一緒となると、そうもいかず
二人でルートを検索しまくり、駅を走り抜け、乗り継ぎまくります。
結果的に、新宿駅で山手線を降りた時に、若干遅れて入線してきた
中野行きの普通電車に同じホームで乗り換える事が出来ました。
これが、検索結果にも出てこないミラクル乗り換えで、13:52中野駅着!
思わず電車の中で、二人で歓声を上げてしまいましたよ(笑)。

結局、席に着いたのが開演3〜4分前ぐらいでした。
私自身が渋谷・新宿は比較的よく利用する駅だったので駅構内で
迷わなかった事、最近は中央線を使う機会が増えて、詳しい方に
仕組みを教えてもらう機会があった事、以前、中野に1度だけど行った
事があって、何となく風景を覚えていた事、そして、何より諦めずに
駅では乗り換えの為に走り、1本でも、1分でも早い電車に果敢に
乗り換えた事が、結果的にいい結果に繋がったと思われます。
お名前も聞き忘れましたが、岐阜からいらっしゃっていた女性の方、
一緒に走っていただき、心強かったです。私一人なら諦めてたかも。
やっぱ、諦めちゃダメだね(笑)。(ていうかバス利用を考え直しなさい!)
月曜日に筋トレで腰を痛めていたのですが、そんな事忘れてました(笑)。


コンサートそのものは「来てよかった」と思える素晴らしい歌と、
グダグダすぎる(けど想定内の)浦井君の進行と、かつて見ない程の
キレッキレの芳雄さんのツッコミとで、涙が出る程笑い、楽しい時間でした。
またコンサートそのものについては、別に改めます!