「オフィシャル・シークレット」の終映が16:20でこの作品の
開映時間が16:20って・・と思ったけど、小さなミリオン座ですし
1フロア降りるだけなので「観ちゃえ!」と思い、大急ぎの
ハシゴ映画です(笑)。

グッバイ、リチャード!「グッバイ、リチャード!」
監督:ウェイン・ロバーツ
出演:ジョニー・デップ、ローズマリー・デウィット、ダニー・ヒューストン
【あらすじ】
美しい妻や素直な娘と何不自由ない暮らしを送る大学教授リチャードは、医師から突然の余命宣告を受ける。追い打ちをかけるように妻から不倫を告白され、死を前に怖いものなしとなった彼は、残りの人生を自分のために謳歌することを決意。ルールや立場に縛られない新しい生き方はこれまでにない喜びをリチャードに与え、そんな彼の自由な言動は周囲にも影響を及ぼしていくが……。《アメリカ製作》


 

ストーリーに関しては、まぁまぁ想像が付く感じなんですけど
予告で観たジョニー・デップに興味があって、観に来たのでした。






うん、やっぱりストーリーは想像の域を出ない感じではあります。
ある日余命宣告をされた男性が、終活をしながら“生”と“家族”を
見つめなおす・・っていう話が章立てになっている作品です。
でも、この映画はストーリーよりもジョニー・デップでしょう!!!

もちろんジョニデは知っていますが、私の知っているジョニデと言えば
パイレーツ・オブ・カリビアンやチャーリーとチョコレート工場のような
普通の人間ではないキャラクターだったり、スウィニー・トッドのような
殺人鬼だったり・・・という役しか観たことが無かったんです。
何ていうかな、いつもフラフラ〜と歩いているっていうか(笑)。
とてもファンサービスをされる方だとは聞いていましたけど、
インタビューとかの印象でもちょっと気難しそうな印象もあって
彼の良さがあまり理解できていなかったんです。

それがこの1本を観て「ああ、何てイケメンなんだ!」とメロメロ(笑)。
そうか、そりゃ世の中の女子が「きゃー、ジョニデだ♡」ってなるわなと
納得いたしました。だって、素敵だもん(笑)。
単純にビジュアルがカッコイイという事もありましたけど(笑)、何よりも
ジョニデの視線が良かったんです!
特に娘に対してちゃんと向かい合って話をするときの視線がねぇ・・
二人とも見つめ合って涙があふれて・・ってシーンがたまらなかったわ。

家を出て既に舗装された右に進むわけでも、左に進むわけでもなく
直進をするラスト。
あれは自殺をしたというよりは、結果的に死ぬことになるかもしれないけど
行きたい方向へ、人が作った道ではない所を進む・・という彼なりの
自分の生き方を貫いたという事なんだろうな。
ファンタジーではあるけれど、フィクションですからこれはこれで
アリだな〜というエンディングでした。