3月は2月とは違って、超スローペースの読書になってしまいました。
前月の半分なんですけど・・・。何なんだろうなぁ、このムラは。
(もちろん読書量を競っている訳じゃないんですけどね)



3月の読書メーター
3月に読んだ本の数:6
3月に読んだページ数:2564




3月は本を買うのを我慢したんですよね。
それが読書熱を下げる原因だったんじゃないか?と勝手に思ってます
(単に本を衝動買いする言い訳ですね、ハイ。)


詳細は追記にて。








3月は「長編祭り」を勝手に開催いたしました。
結果的に上下巻を3作しか読めなかったなぁ・・・。
もともと長編は好きなほうなんですが、何故か集中力が続かなかった・・。


砂の王国(下) (講談社文庫)砂の王国(下) (講談社文庫)感想
下巻に入ってから、読んでいてずーっと「破滅に向かっている感」が付きまとうので、ソワソワして落ち着かなかった。終盤などは木島の妄想なのか現実なんかも分からなくなるところもあり・・・。木島にとって大地の会って何だったんだろうな、と、読みながら虚しさを感じた。なかなか切ない。
読了日:03月31日 著者:荻原 浩

砂の王国(上) (講談社文庫)砂の王国(上) (講談社文庫)感想
そうか、新興宗教の話だった。新興宗教と言うと以前読んだ「カリスマ」を思い出すが、これは「宗教」と言うものを使って逆境から抜け出そうとする男の話。そんなにうまくいく?と思いつつ、宗教ってとんとん拍子に上手くいきそうな気もしたりする。
読了日:03月27日 著者:荻原 浩

一路(下) (中公文庫)一路(下) (中公文庫)感想
上巻では「チャーミング」と思ったお殿様が下巻ではとても魅力的で素敵だった。これは一路だけでなくお殿様にとっても成長するための旅だったのだな。また参勤交代というものも知れて面白かった。
読了日:03月27日 著者:浅田 次郎

一路(上) (中公文庫)一路(上) (中公文庫)感想
ほのぼのとした参勤交代と、供頭の成長譚かと思って読み始めたらそんな単純な話ではなく、お家騒動の話だった。経験のない一路についつい「がんばれ」と思いながら読んでしまう。このお殿様はチャーミングで魅力的だったな。
読了日:03月25日 著者:浅田 次郎

ジェノサイド 下 (角川文庫)ジェノサイド 下 (角川文庫)感想
「新人類」が本当に出現したら・・・。それは人類にとってプラスになるんじゃないか、と言う考えしか持たなかった私にとっては「なるほどね」と思う考え方だったし、そう考えるとちょっと怖くなった。
読了日:03月18日 著者:高野 和明

ジェノサイド 上 (角川文庫)ジェノサイド 上 (角川文庫)感想
アメリカの傭兵と日本の大学院生とコンゴで生まれた子供とその子供を守ろうとする学者。話が壮大なので、どうつながるのかな、と全体を把握するまでにちょっと時間がかかった。もっと読書スピードが上がるかな、と思ったけどそこまででもなく。かと言って面白くない訳でもないんだよね、何故だろう。
読了日:03月14日 著者:高野 和明




長編はどうしても重い話になりがちなんですよね。
本来は「重い」作品は好きなはずなのに、今の私にはあまりフィット
しなかった感じです。あとは、時代物はちょっと苦手傾向なのかも。
なので4月はもっとライトに読める現代モノの作品を中心に
読んでみようかなーなんて思います。