GWはやる事も大してないので、前から気になっていたこれ、観てみよう〜
と思い、配信チケットを買っていました。1000円はありがたい。

ロミオとジュリエット
カクシンハン 「ロミオとジュリエットーコロナの時代の愛―」
演出:木村龍之介
出演:柳本璃音、根本啓司、大山大輔


演劇×映像で、60分に集約されたロミジュリっていう事で
配信はあまり長時間観られない(配信では集中が続かない)私には
ある意味ピッタリ!と思いまして。
 



「60分のロミオとジュリエット」と聞いていたので、どうやって要約して
いるのかなぁ・・なんて思って観ていたのですが、めっちゃスタンダードな
正統派なロミオとジュリエットでした。

一部カットされていて(マントバに行ったロミオと神父の連絡がつかない
所や、パリスが霊場に来ていてロミオと争うシーンとか)字幕で処理されて
いるところもありましたが、全く気にならず。
そもそもパリスのシーンや、両家が和解するエンディングのシーンは
省かれる上演も少なくなかったですからね。

「コロナの時代の愛」とサブタイトルがついていたのですが、ここは
原作ではペストが流行って、使者がマントバに行けずに手紙が届かない・・
というストーリーでしたが、「コロナウイルスの為の移動規制」になって
いた所ぐらい・・・かな、エンドロールを除けば。
なので、そこはあまり気にならない。
何百年も経って、いろんな文明の機器も発達しているのに、疫病によって
人々が分断されるのは変わらないよね、という事が言いたかったのかな。

主演のロミオとジュリエットはカクシンンハンスタジオのお二人。
もうお一人、大山大輔さんがストーリーテラーだったり、「その他」の
キャストを全部演じていらっしゃいますが、ちょっと朗読劇っぽい
雰囲気もありながら、しっかり演劇でした。
お芝居の体感的な時間って、単純な「時間」とは違うのよねぇ・・・。
そして大山さんの声の素晴らしさと変幻自在っぷりに驚かされつつ、
(調べたらオペラの方みたいで!!)ロミオとジュリエットの若々しいけど
しっかりした演技を堪能させて頂きました。