名古屋公演がないなら、大阪に行きましょう‥という事で
チケットを取った後に名古屋公演が発表となり、何だか微妙な感じ。
かと言ってチケットの譲り先も見つかりそうにないし、午後休を取って
滅茶苦茶久しぶりに大阪に行って参りました。

ロミジュリ「ロミオ&ジュリエット」梅田芸術劇場メインホール13列
17:00開演 20:05終演
脚本:ジェラール・プレスギュルヴィック
演出:小池修一郎(宝塚歌劇団)
出演:甲斐翔真、伊原六花、前田公輝、大久保祥太郎、吉田広大、春野寿美礼、原田薫、石井一孝、宮川浩、秋園美緒、兼崎健太郎、岡幸二郎、松村雄基、小㞍健太 他
【あらすじ】
モンタギュー家とキャピュレット家は代々憎しみ合い、争いを続けてきた。ある日、キャピュレット家ではひとり娘のジュリエットに、大富豪パリス伯爵を求婚者として紹介しようと舞踏会を開催。そこへ、モンタギュー家のひとり息子ロミオが友人たちと忍び込むみジュリエットと運命的に出会う。お互いの出自を知り、ショックを受ける二人だったが、永遠の愛を誓い合う。二人の強い気持ちに心打たれたロレンス神父は、密かにふたりの結婚式を執り行った。しかし、そんな矢先、親友のマーキューシオがジュリエットの従兄弟ティボルトに刺されてしまう所を目の当たりにしたロミオは逆上してティボルトを殺害、ヴェローナから永久追放されることに。ジュリエットの乳母の計らいで、夜が明けるまでのつかの間の時間、結婚初夜を過ごす二人。これが永遠の別れになるとは知らず、夜明けと共にロミオはマントヴァへと旅立っていく…


7月7日キャスト
うおおお、ぶっちゃけ誰も知らない(笑)。
(厳密には伊原六花さんは、ウェストサイドストーリーにキャスティングされて居たので
ギリギリ知っていました、というレベル)

先日のコンサートで井上芳雄氏も言っていましたが、世代交代だねぇ・・。
この作品ならば、観劇経験が少なくても楽しめるだろうから
大阪の同僚にチケットプレゼントしてあげればよかったよ・・・
という、いささか低めのテンションでの観劇でございました。







観たら観たで好きな作品なので楽しみましたけれども(笑)
ああ、今年はこれ1回で良かったかもな・・というのが、観終わった
直後の感想です。前回観た時は「ああ、もう1度観たい!」だった
という事を考えると、かなりの違いがありますね。

恐らく一つの理由はこのコロナ禍で私の観劇との向き合い方が
少なからず変わったことだと思います。
ただ、そうはいっても「もう一度観たい!」と思う作品はあって
実際にチケット追加したものもありますからね。

私は再演(2演目)からしか観ていないですが、確か3演目から衣装や
演出が変わったんじゃないかな、と思います。柿澤君や城田君が卒業した
後のタイミングですね。
今回も衣装は若干変わっていましたが、全く同じだよね?と思う
衣装も何点もありましたし、全体にテイストは変わっていない。
(個人的にはもうちょっと、何とかならんかなぁ・・と思うんですが)
演出も、感染防止の観点と思われますが、ロミオの登場シーンが客席を
使わなくなったり、という変更点があったり、ボイパを使うシーンが
あったり・・・という変更はありましたが、概ね大きな変更はなかった
と思います。

じゃあ、何故「リピりたい」と思う程ではなかったか・・と考えると
やっぱりキャストなんだろうなぁ・・・としか。
ちゃんと舞台で拝見した事が無い方ばかりではありましたが、皆さん
歌唱については不安もなく、(本当に最近は歌が上手い子が多い)
「ええっ」と思うようなところはありませんでした。
伊原六花ちゃんは想像していたよりもずっと歌が上手くて、ジュリエットは
踊るシーンが無いのでお得意のダンスは観られなかったけど、いい意味で
驚かされたりもしましたしね。

だから・・・本当にこれは私の主観でしかないので、「違うよ」って
思う人も居ると思うのですが、主役キャストに華が無いのかな・・と。
そして、”死”には悪い意味で存在感が無い。
群舞のシーンで「あれ、ロミオはどこにいる?」って目で探したり
「あれ、このシーンって"死”が居るはずだけど・・・」って探したり
という事が、何度かあったんですよね。
主役キャストは歌はそれなりにお上手だし、小尻さんも当然ダンスは
お上手で(このレベルの方だと、私ごときに良し悪しは分からない)
探しちゃう理由はもう「華」しかないんじゃないのか?という消去法です。
古川雄太さんが初めて出演した時も確かにおとなしかった記憶なので
舞台経験を重ねると、変わっていかれるのかもしれませんけどね。
あと、やっぱり古川君はクラシックバレエの素養があるんだなぁ・・と
いう事を別の方の舞台を観て改めて気づきました。

私は”死”は大貫さんでしか拝見した事が無いのですが、音もなく近づいてきて
気づくと自分の視界のどこかに入って来ていて、微妙な存在感で
私もその存在に気付いている・・という状態だったんですよねぇ・・。

その中で気になったのが、マーキューシオを演じた大久保祥太郎さん。
元ジャニーズJrで今は阿佐スパの劇団員というご経歴のようですが、
とても役に合っていたし、思わず目が行く・・という点でも今後また
どこかの舞台でお目にかかりたいな・・と思う方でした。

・・・と、ちょっとネガティブな感想ばかりになってしまったのですが
決して悪い舞台だったという事ではないし(劇中でスマホを扱う事の
是非はいつも言われますが、もうすでにこの作品自体がかなり無茶な
翻案をしている部分が少なからずあるので、もうこれぐらい・・
って言う気持ちです。別に肯定するつもりもないのですが)
何と言っても、脇を固めるベテラン勢の盤石さといったら・・・!

その辺りの事など、また名古屋公演も観るつもりにしておりますので
そちらで感想を書こうかな、と思っています。

終演後、梅芸から走って地下鉄御堂筋線の梅田駅まで。
久しぶりでちょっと道が心配だったのだけど、所要時間約5分。
もっと早く到達できるルートを、大阪の同僚に教えてもらわなくちゃ。